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ブータンの幸福度についてわかりやすく解説します


ミジンコでもわかる時事ニュース

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説明

ブータンは中国とインドに挟まれた九州ほどの大きさの国で、1972年に16歳で国王になったジグミ・シンゲ・ワンチュクが「国民の幸福(GNH)」を重視する政策を掲げました。

チベット仏教を信仰する国民は自然を大切にし、質素な生活や人とのつながりを重視していました。

GNHに基づきブータン政府が国民に幸福度を尋ねたところ、約97%が「幸せ」と回答し、ブータンは「世界一幸せな国」と注目されました。

しかしその後の国連の世界幸福度報告では順位が大きく下がり、現在は名前も載っていません。

背景には、テレビやインターネットの普及により国外の豊かな暮らしと自分たちの貧しさに気づいた人々が、不満を持つようになったことがあります。

若者を中心に都市部への移動や物質的な豊かさへの関心が高まり、失業や薬物問題も増加しています。

その対策としてブータンは地方のインフラ整備や伝統文化の推進、教育現場での幸福や社会貢献に関する授業などを通じて、GNHを守ろうと努力しています。


ミジンコでも理解できるように
分かりやすく解説します。


【BGM】
甘茶の音楽工房さんの「青い空を見ていた」と「MoonSpring」という
BGMを使わせていただいています。

本編
https://amachamusic.chagasi.com/music_aoisorawomiteita.html

エンディング
https://amachamusic.chagasi.com/music_moonspring.html
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