野菜と果物の違い知ってる?
その他
2025年6月28日

くま吉
日々の食卓やスーパーで何気なく目にする「野菜」と「果物」。
ですが、調べてみると「えっ、これ野菜なの?」「これって果物だったの?」ということがあります。
そこで今回は、野菜と果物の分類の違いを、農林水産省の定義と簡単な見分け方をもとに、わかりやすく紹介していきます。
野菜と果物の違いとは?
農林水産省によると、野菜と果物は以下のように分類されています。
野菜の定義
- 草本性(=草のような植物)
- 副食として、主に料理に使われる
- 畑で栽培され、1年で植え直すことが多い
果物の定義
- 木本性(=木にできる植物)
- 甘味を楽しむために、そのまま食べられるもの
- 収穫までに年単位の年月がかかることが多い
つまり、どのように育ち、可食部位がどこなのか、そしてどのように食べるのか(調理が前提か否)が大きな判断基準になっています。
とはいえ、「これは野菜?果物?」と迷ったときに、上の定義だけではちょっと分かりにくいかもしれません。
そこでもっと単純に説明をすると、「草本性(草にできる)」か、「木本性(木にできる)か」で野菜or果物と判断することができます。
「果物っぽいのに野菜」の代表例
例として、果物に見えるが実は「野菜」に分類される作物をいくつか紹介します。
- スイカ
- メロン
- イチゴ
これらの作物はスーパーの果物コーナーに並ぶことが多いものの、草本性に当てはまるため分類上は野菜となります。
(実は野菜に分類されるイチゴ)
「野菜っぽいのに果物」の代表例
逆に、スーパーの野菜コーナーに置かれることが多いが、「果物」に分類される作物をいくつか紹介します。
- アボカド
- オリーブ
アボカドは、サラダなど料理に使われることが多いため「野菜っぽい」ですが、木に実る果実なので、実は果物に分類されます。
(実は果物に分類されるアボカド)
まとめ
このように、野菜と果物の違いには、見た目や売り場ではわからない、意外と奥深い定義があります。
もしスーパーに行ったときに、「これって野菜?果物?」と疑問に感じたらぜひ、調べてみてください。
最後までご覧いただきありがとうございました。