英語メールで使える便利な丁寧表現5選
ばってんです ♨︎
もし急に「英語でメールの文章書かなきゃ!」となったら、どうしますか?
高校生の方にはそんな状況は無いかもしれませんが、大学に行くと、留学情報を手に入れるために英語のメールを送ったり、海外旅行の予約のために英語のメールを送ったり、という機会があるかもしれません。
メールの印象を悪くしないためにも、なるべく丁寧な英語を使いたいですよね。
そんなときに使えると便利な英語表現を、5つの場合に分けて紹介します!どれも、アメリカの大学院に留学していた際によく目に触れた表現ですが、なかなか英語の教科書には載っていないので、息抜きがてら読んでみてください〜。
お願い
何かお願いするときに使えるフレーズがこちらです。
Could you ~~?
I would appreciate it if you could ~~.
It would be appreciated if you could ~~.
下に行けば行くほど、丁寧さが上がっていきます。couldとかwouldを使うことによって表現が柔らかくなるのと、受動態にすることによってさらに柔らかくなります。
これはいろんな派生形があり、何かをやってもらって感謝したいときに "Appreciate it" と簡潔に言うこともあります。(これはどっちかというと話し言葉です)
また、こんな表現もあります。
I was wondering if you could ~~.
"wonder"は思索すると言う意味で、こちらもとても間接的ですね。日本語にすると「こんなことお願いしたいな〜と考えたりしちゃってたんだけど」くらいのイメージでしょうか。
催促
メール送ったんだけど、見られているのかな... と不安になるときに送る「催促メール」に使える表現がこちらです。
I was wondering if you had a chance to look at the email below.
先ほど出てきた "I was wondering if" が活躍します。ストレートに「メール見てください」と書くよりも、クッションがあって印象が良いです。
補足ですが、実際の会話やメールでは、"look at" よりも "take a look at" と句動詞バージョンの方が使われる気がします。(※これは、試験やレポートの「字数稼ぎ」としてもとても効果的な技ですので、ぜひ覚えておきましょう)
意見
自分の意見を伝えるときにとても使いやすい表現がこちらです。
It seems to me that ~~.
実は、"I think ~~" と言う表現はメールではあまり見たことがありません。"I" を主語にすることによって、結構主張が強めの印象を与えてしまいます。なので、こういった、「私にはこんなふうに思えるんだけどな」くらいの控えめな表現が好まれるようです。
旅行のプランを交渉するときなどにも活躍しそうですね。
相槌
メールの相槌って結構困るんですよね。"Yes." ばかりだと味気ないので、こんなフレーズを使えると一気に返信がラクになると思います。全て「いいね」という意味です。
Sounds good / great.
Looks good / great.
視覚的な情報に対する「いいね」であれば "look"、それ以外は "sound" が使われる印象です。主語は省略されて、いきなり動詞で始まることもよくあります。(が、結構カジュアルなので、初対面などでは "That" を主語につけておくのが無難じゃないかと個人的には思います。)
乗り気なときはびっくりマークをつけておきましょう。
文末の結び
最後にどんな文章を書くかですが、もし次に返信を待ったり、実際に会ったりする流れであれば、この表現がよく使われます。
I look forward to hearing from you soon.
I look forward to seeing you soon.
受験英語でも必ず学ぶ "look forward to ~~ing" が大活躍します。to の後に動名詞がくることを知らないと恥をかきます。
こちらも派生形が色々とあり、主語を省略して "Look forward ~~" から始めることもよくありますし、進行形にして、"(I'm) looking forward to ~~ing" にすることもあります。進行形にすると、よりウキウキ感が出る印象です。
いかがでしたか?
英語には敬語がない!と思っていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。確かに単語レベルでは分かれていませんが、実は丁寧な表現というものが存在します(自分も留学して痛感しました)。直接話す場合には、言葉以外の表現もできるのでまだ良いのですが、メールだと文面でしか表現ができないので、印象を悪くしない表現を心がけましょう!
文章の中身については、自信が無ければ、DeepLで翻訳したものを確認して修正していけば問題なくメールが書けると思います。(DeepLの紹介記事はこちらから)
最後まで読んでいただきありがとうございました〜。