東京ドームの秘密

皆さん、こんにちは。
突然ですが皆さん、東京ドームの秘密を知っていますか?
東京ドームといえば、プロ野球巨人の本拠地であり、WBCなどでも使用される、日本で最も有名な野球場のひとつです。
また、巨大な建築物の大きさを表す際にも「東京ドーム何個分」といった表現が使われるほど、日本の国民に広く浸透しています。
しかし、そんな東京ドームには意外な秘密が隠されています。
その隠された秘密、それは競輪場があることです。
東京ドームとは?
まず、初めに東京ドームについて簡単に説明します。
東京ドームは1988年に開業した日本初のドーム型スタジアムです。
ドーム内と外の気圧差を利用し、屋根を膨らませる仕組みを採用しています。
主に野球の試合が開催されますが、ライブやイベントなど多目的に利用されています。
東京ドームは、かつて存在していた後楽園球場が老朽化で閉鎖された際に、隣接する後楽園競輪場の跡地に建築されました。
最大収容人数は約55,000人とされ日本を代表する巨大スタジアムとなっています。
(東京ドーム)
(東京都文京区にて著者が撮影)
東京ドーム秘密とは?
そんな東京ドームの地下には、1周400メートルの組み立て式自転車競技用トラックが設置されいるのです!
「東京ドームに競輪場なんて聞いたことない」「なんだ都市伝説か」と思われるかもしれませんが、決して都市伝説でもなく紛れもない事実です。
この競輪場のルーツは、東京ドームが建設される前に存在した後楽園競輪場にあります。
現在東京ドームが立っている場所にはかつて、後楽園競輪場がありました。しかし、東京ドームが建設される前に後楽園競輪場は姿を消しました。
そして東京ドーム建設の際、「東京ドームで自転車競技も開催したい」という考えがあったようで、東京ドームの地下に競輪場が設置されたそうです。
実際に自転車競技が行われたことはある?
東京ドーム地下の競輪場では、2000年代初頭に数回だけ実際に自転車競技が開催されたことがあります。
その際には東京ドームに競輪場が出現し、東京ドームでの自転車競技が実現しました。その後も2008年には北京オリンピックの自転車競技選手団の壮行会などにも利用されてたそうです。
しかし近年では東京ドームにて自転車競技が行われることはなく、現在に至るまで使用されていません。
とはいえ、この競輪場は今でも東京ドームの地下に残されており、設備としては今でも使用可能な状態にあると言われています。
[余談]日本の公営ギャンブルの成り立ち
ここで少し余談を話したいと思います。
現在日本では賭博が禁止されているにもかかわらず、競輪や競馬といった公営ギャンブルが認められているのはなぜでしょうか?
その答えには、戦後復興の歴史が深く関わっています。
第二次世界大戦後、日本の主要都市は焼け野原となり、インフラの復旧や工場、鉄道の再建には莫大な資金が必要でした。
そこで、復興資金を集める手段のひとつとして、公営ギャンブルを当時の刑法である賭博禁止規定の例外的措置として認められました。
また、公営ギャンブルは単なる財源確保だけでなく、雇用創出という面でも経済に貢献すると考えられていました。
こうした建前のもと競輪や競馬などの公営ギャンブルが、戦後の日本で合法化されました。
そして現在に至るまで、その建前のもと運営が続けられています。
※パチンコなど一部の賭博に関してはまた別の建前のもと運営されています。
まとめ
東京ドームといえば、野球やイベント会場としてのイメージが強いですが、実は地下に競輪場が隠されており、いつでも自転車競技を開催できる状態となっています。
機会があれば東京ドームにぜひ1度足を運んでみてはいかがでしょうか?
また東京ドーム周辺には遊園地や有名大学、有名企業のオフィスも沢山ありおすすめですよ!
最後までありがとうございました。