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東京大学理科1類の合格体験記


体験記
2023年3月10日

2023年春に東京大学理科1類に合格された方に、リアルな体験談を伺いました!

志望校の決め方から、モチベーションの保ち方、各科目の勉強法やオススメ情報まで、受験勉強に欠かせない役に立つ情報が盛りだくさんなので、同じ志望校の方やこれから受験勉強を頑張ろうと思っている方は必見です!👀

進学先、志望校の決め方

出身地

福岡県

進学先を教えてください。

東京大学 理科1類

進学大学・学部を決定された理由をお聞かせください。

高校入学時点である程度は決まっていた。志望した理由は、東大が日本一の大学ということもあり、将来自分が就職、起業等をする際に有利に進められると思ったから。

志望校決定に関してアドバイスがあれば教えてください。

特別何かを学びたいならそれを最大限考慮すべきだが、基本的にレベルの高い大学に行って損することはないため、自分のレベルに合わせてできるだけレベルの高い大学へ行くのが良いと思う。

受験勉強全般の話

本格的に受験を意識して勉強を始められたのはいつ頃ですか?

高3の春

学校の勉強に加えて、自分で勉強を始めることにしたきっかけをお聞かせください。

元々模試の校内順位は上位の方だったが、徐々に下がっていって焦りを感じたこと。

受験勉強開始後の1日の勉強時間は?

平日:2〜4時間
休日:6〜8時間

モチベーションを維持するために心掛けられたことを教えてください。

受験期に勉強を続けられなかった私がいうにもおこがましいが、勉強をしすぎないことも重要だと思う。脳が疲労していたら思考力が鈍ると同時に、記憶に定着も貧弱になり学習効率が下がるのは皆さんも経験したことがあるだろうし、そのような状態で勉強していてはモチベーションが低下するのは明らかだろう。

合格するのに必要なのはどれだけの時間勉強したかではなく、どれだけ学んだかなので、勉強時間をとにかく増やすというのは皆目見当違いな話である。

そもそも受験は限られた範囲の中の習得度を競うものなので、一日中勉強していなければ足りないということはあり得ないし、もしそうだとしたら勉強方を大きく間違えているだろう。だから、モチベーションを維持して最大効率で勉強をするためには、棍を詰めるというよりは過不足ない勉強を毎日すべきだと思う。

各科目の勉強法、オススメの情報

数学

受験までの勉強スケジュール

高1と高2の中盤までは授業を中心に青チャートをして基礎を固めた。高2の終盤には一対一対応の演習をすることで基礎固めを完璧にして、その後は入試数学の掌握、過去問を通して実践力を身につけた。

心がけてよかった勉強法・意識

間違えた問題に印をつけてそこだけ2周するのは、必要最低限の勉強で多くのことを習得できるのでよかったと思う。

また、問題を解く上で大概類題を解いたことがあると思うので、日頃から問題を体系立てて考えて、いざ解く時には問題を冷静に俯瞰して記憶を探るのが良いと思う。

オススメの参考書など

一対一対応の演習
少し発展的な内容が体系立てて書かれているので基礎から応用への綱渡しとなると思う。

入試数学の掌握
東大で頻出だが通常の学習では身につけにくいことを、一般的な分類(確率やベクトル等)とは違う本質に基づいた分類でまとめてある。入試標準レベルの問題を解けるようになった人が、難し目の問題を解けるようになるのに有効。

・鉄緑会の過去問
他の過去問との差別点として、別解が豊富にあり多くの解法を学べることや、指針やコメントがしっかりとしていることがある。少々値は張るが買う価値はある。

物理

受験までの勉強スケジュール

高2の終盤から物理のエッセンスで基礎を固めて、その後は良問の風名問の森標準問題精講、過去問をこなすことで思考力を鍛えた。

心がけてよかった勉強法・意識

力学なら、全ての物体を一旦別に考えて働く力を考えて運動方程式を立てる、といったようにお決まりのパターンがあるので、問題をこなしていく中でそれで自分の中で掴んでいくのが良いと思う。

オススメの参考書

・標準問題精講
良問が揃っているのはもちろん解説がとにかく丁寧で、必要に応じて感覚的にわかる程度の微積分が用いられているため、地力の向上につながる。

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