東北大学理学部地球科学科の合格体験記
2023年春に東北大学理学部地球科学科に合格された方に、リアルな体験談を伺いました!
志望校の決め方から、モチベーションの保ち方、各科目の勉強法やオススメ情報まで、受験勉強に欠かせない役に立つ情報が盛りだくさんなので、同じ志望校の方やこれから受験勉強を頑張ろうと思っている方は必見です!👀
進学先、志望校の決め方
出身地
東京都
進学先を教えてください。
東北大学 理学部 地球科学科
進学大学・学部を決定された理由をお聞かせください。
消極的な理由で恐縮ですが、共通テスト後の東進最終東大模試にて、それまで志望していた東京大学理科Ⅱ類の合格可能性が低いと感じ、当時後期日程に設定していた東北大学理学部に変更しました。
調べているうちに、地方でのびのび勉強しながら一人暮らしするのも充実していて良さそうと思ったのがきっかけです。
志望校決定に関してアドバイスがあれば教えてください。
◯◯になりたい!将来◯◯をしたい!という明確な夢がなければ、一旦東大を志望校に設定することをおすすめします。(特に理系の方)
高3の間に何かに興味が湧いたり明確に行きたい大学が見つかった時に、学力的に困る可能性が低くなります。良いアドバイスではないかもしれませんが、なかなか高3に上がる段階で堅い意志、夢を持つ方は少ないことと思いますので、参考になりますと幸いです。
受験勉強全般の話
本格的に受験を意識して勉強を始められたのはいつ頃ですか?
高2の冬
学校の勉強に加えて、自分で勉強を始めることにしたきっかけをお聞かせください。
周りが塾に入ったり受験モードに入ってきてるのを見て焦りが生じて、自分もそれまで塾なしでしたが入塾したのがきっかけです。
受験勉強開始後の1日の勉強時間は?
平日:4〜6時間
休日:10時間〜
モチベーションを維持するために心掛けられたことを教えてください。
正直に打ち明けると、周りにチヤホヤされたいとその一心で東大を目指していました。受験期のみならず今までずっとお世話になっている両親、祖父母、学校の先生塾の先生、日々切磋琢磨してきた友人達などに、一言で言うと恩返しをするつもりで勉強していました。
結局東大は受けず東北大を受けて合格しましたが、改めて受験が終わってから振り返ると、支えてもらっている分自分なりに精一杯努力すれば、合否はどうであれ恩返しになるのではないかと思いました。
受かったら〜、落ちたら〜、というのも大事ですが、サボらず愚直に毎日コツコツ努力を重ねていって、後々頑張ったな自分と思えるような1年に出来れば、ある意味受験は成功だと思います。
要約すると合否が全てと思わず、後で後悔ないように勉強できればきっと人生の財産になると思って勉強すると良いと思う、と伝えたいです。
各科目の勉強法、オススメの情報
数学
受験までの勉強スケジュール
・〜高2:青チャート数1A2B
・高3 春:理系プラチカ
・〜夏:青チャート数Ⅲ、学校の演習プリント
・夏:夏期講習、青チャートエクササイズ
・秋:学校の演習プリント
・冬:私立過去問
・直前期:国立二次過去問
心がけてよかった勉強法・意識
高2までに基礎をある程度身につけておいて良かったです。基礎というのは、ここでは青チャートの例題なら難なく解ける程度のレベルを指しています。
オススメの参考書など
・青チャート
やはり基礎をつけるならこれです。果てしなく時間はかかる一方で、盤石な基礎力はきっと身になります。
オススメの教育系YouTuber
・MathLABO
秋頃食事中に数列、漸化式、確率などを毎日見ていました。(お行儀は悪いかもですが...^^;)
スキマ時間に手軽に見れるのでオススメです。
古漢文
受験までの勉強スケジュール
・高2夏:古文助動詞表丸暗記、漢文基本事項+α丸暗記
・高3:学校の授業内演習+古文単語
心がけてよかった勉強法・意識
高一の時、深刻に古文漢文がわからず、受験で使う科目だったのでこのままではまずいと思って高2の夏にとにかく覚えてみました。
それから覚えたことを、日頃の授業の予習復習に時間を割いて反復して定着させていきました。これにより超絶苦手科目からそこそこ点の取れる科目になりました。
苦手意識がある方はまず覚えましょう。毛嫌いしてる人に限って全く基礎事項を覚えていないものです。
オススメの参考書
学校で配布される文法書、古文単語帳なら何でもOKだと思います。
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