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まだずっと座って勉強してるの?


その他
2025年7月17日

まだずっと座って勉強してるの?

どうもフジです。

今回は「勉強は座ってやるものなのか」という話。

皆さんは、どんな姿勢で勉強していますか?
もしかして、まだずっと座り続けて勉強していませんか?

実は今、「立って勉強する」「歩きながら勉強する」時代がきています(言い過ぎ)。今回は、座りっぱなしで勉強することのデメリット、そして立ったり歩いたりしながら勉強することのメリットについて、私自身の経験を交えながらお話ししていきます。

立って勉強、歩いて勉強

私も中学生の頃は、当然ながら「勉強は座ってするものだ」と思い込んでいました。というより、そもそも「立って勉強する」という発想自体が頭の中に一切なかったんです。

ところがある日、母が録画していたテレビ番組を私に見せてきたことが転機でした。母は、私のために勉強に役立ちそうな情報を集めてくれているんですけど、その番組では「立って勉強した方が効率が上がる」という話を紹介していたんです。それを見た当時の私は「マジかよ!」と目から鱗が落ちたのをよく覚えています。

高校生になってからは、意識的に立って勉強するようになりました。塾の休憩室に、私の胸より少し低いくらいの高さの机があったので、そこを使って立って勉強してみたり、自宅でも本やテキストを高い位置に置ける場所を探して立ったまま勉強することが増えました。特に、世界史の暗記など文章を声に出して覚える作業は、部屋の中や近くの河川敷を歩きながら行うようにしていました。

実際にやってみた感想としては…
これが、結構良かったんですよ。

座り続けるデメリット

先に「座って勉強すること」のデメリットを紹介します。

座って勉強することには、はっきりとしたデメリットが2つあります。

まず1つは血流が悪くなることです。
長時間座り続けると血流が滞りやすくなり、いわゆるエコノミークラス症候群のようなリスクも出てきます。もちろんそこまで深刻なケースにならなくても、血流が悪くなれば脳に酸素や栄養が届きにくくなり、集中力や記憶力の低下につながりかねません。私自身も長時間座っていると、太ももに違和感を覚えることがあり、それがストレスや疲労感につながってしまっていたんですよね。お尻が痛くなるのも地味につらいです。こうした不快感は、勉強の集中を阻害する要因になります。

2つ目は眠くなりやすいことです。
座っていると、ちょうど良い体勢でウトウトしてしまうことがよくあります。特に食後などはそれが顕著です。過去の記事でも眠気対策については触れていますが、そもそも眠くならないに越したことはないわけで、座りっぱなしの環境はその点で大きな弱点を抱えていると言えます。

「立つ/歩く」ことで得られるメリット

こうした座り勉強のデメリットを一掃できるのが、「立って勉強する」または「歩きながら勉強する」という選択肢です。

立っているだけで血流は座っている時に比べて約20%も増えると言われています。血流が良くなれば脳への酸素や栄養の供給が増え、結果として集中力や記憶力が高まりやすくなります。あとは、私に限った話かもしれませんが、太ももやお尻の不快感が減り、疲労感もずいぶん軽減されました。そして何より、立っていると眠気が飛ぶんですよね。立ったまま寝るのは無理ですから(笑)

私が強くオススメしたいのは「歩きながら勉強する」ことです。これはもう「立って勉強する」の上位互換ですね。歩く動作によって、立っている時以上に全身の血流が活発になり、ものすごい頭に入りますよ、冗談抜きで…! 当時の私の場合、世界史の暗記など声を出しながら覚える作業をする時によく歩いていたんですが、血流どうこうの話もそうですし、加えて、歩いているとリズムが生まれるせいか、暗記作業が苦になりにくいみたいな部分があったなと感じています。しかも適度な運動になるので、勉強しながら体も健康を保てるという一石二鳥の効果があります、素晴らしい。


というわけで、ずっと座り続けて勉強するのが当たり前だと思っている人は、一度ぜひ「立つ」「歩く」という選択肢を取り入れてみてほしいです。集中力や記憶力だけでなく、身体の健康にとっても良い効果が得られるはずです!

今回は以上!

この記事の著者

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フジ

地方公立高校から東京大学文科2類に現役合格。 現在経済学部在学中。公認会計士志望。 アプリokkeのマイページ「コメント•要望」から、 記事内容のリクエストをお待ちしております!