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【高校生必見】参考書はたくさん買え!


体験記
2023年5月24日

参考書はたくさん買え!

みなさんは1つの教科で何冊の参考書を使用していますか?

「たくさんの参考書を使うんじゃなくて、1冊に絞ってそれを極める方がいい!」というのは、おそらく誰しもが1度は耳にしたことがあるはずです。なのできっと、多くても2冊...3冊くらいなんじゃないかなと思うのですが、どうでしょうか。

私が高校3年間で、このテキストは完璧にしたな!と言えるものがいくつあるか、各教科でカウントしてみました。
古文が2冊(単語帳、文法書)、漢文が1冊(文法書)、英語が2冊(単語帳、文法書)、世界史が4冊(教科書、用語集、資料集、1問1答)...。数学は1A2Bの赤チャートをずっといじっていたので、4冊ということになるのかな。すみません、冒頭の文章を「多くても4冊」に訂正しましょう。

多くても4冊のテキストしか完璧にしていない私ですが、本棚を見ると、えげつない量の参考書が並べられているんです。

色々な参考書をつまみ食い

我が家の本棚には、数えきれないほどの参考書が並べられています

これ、なぜだかわかりますか?

そう、色々な参考書をつまみ食いしちゃってるからですね。
赤チャートをやりながら、友達に勧められた1対1対応の演習シリーズに手を出してみたり、鉄壁をやりながら他の英熟語帳を覗いてみたり、世界史は4冊で十分とか言っておきながら実況中継を買ってみたり。この参考書がいい!と耳にしたら即買いしていました。その結果、最初の数ページしか解いていなかったり、ほとんど読んでいなかったりする参考書で、本棚は溢れかえってしまったわけです。

「たくさんの参考書を使うんじゃなくて、1冊に絞ってそれを極める方がいい!」という言葉に照らせば、私のやっていることはNG行為のように見えるかもしれません。

ですが私は、この行為は間違いじゃなかったと思っています。
なぜなら、いろんな参考書を買いまくった結果として、自分にあった参考書を見つけることができた、あるいは、今使っている参考書が最も良いということを確認することができたからです。

1冊の参考書を極めようと思ったら、それなりに大変な道のりになるでしょう。生半可な気持ちでは完走できない。1冊の参考書しか知らなかったら「この道であってるのかな?」といった雑念が生じることもあると思いますが、この雑念は、ただでさえ大変な道のりをさらに厳しいものにしてしまうんですね。だから、可能な限り排除したい。そうした時に、さまざまな参考書に触れることで、「今の自分が進んでいる道は正しいんだ」と、雑念を排除することができるわけなんです。

「最初に手に取った参考書を極めるまで次にいくな!」ではない

「たくさんの参考書を使うんじゃなくて、1冊に絞ってそれを極める方がいい!」というのは、「最初に手に取った参考書を極めるまで次にいくな!」という意味ではないんですよ。「たくさんの参考書を使うことでキ、全部中途半端に終わってしまうよりは、1冊を完璧にする方がいい!」という話なんですね。

あなたが学校でチャート式の参考書を配られたとしましょう。

ここで、「まず、脇目も振らずにこの参考書を極めるところから、私の受験勉強は始まるんだ!」なんて思ってしまうのはあまりいい判断とは言えない、ということ。

もしかしたら、あなたにとってはフォーカスゴールドの方がやりやすい参考書なのかもしれませんし、あるいはチャート式でももう1つ上のランク、下のランクのものが適切だという可能性だってあるわけです。1つの参考書を極めようとすることは非常に大切ですが、どの参考書を極めるのがいいのかは、あなた自身で選ばなくてはいけません。

だから私は、参考書をたくさん買ってみることをおすすめしたいんです。

この記事の著者

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フジ

地方公立高校から東京大学文科2類に現役合格。 現在経済学部在学中。公認会計士志望。 アプリokkeのマイページ「コメント•要望」から、 記事内容のリクエストをお待ちしております!