【スマホ中毒】まずはスマホを遠ざけよう
まずはスマホを遠ざけよう
私は現在大学4年生なのですが、スマホが普及し始めたのは私がちょうど小学校5年生、6年生の頃でした。ですから、現在現役の高校生の方々とは、スマホとの関わり方が少し違うかもしれません。とはいえ「スマホ中毒」というのは、どの世代にも共通する問題かと思いますし、感覚的には同じだということを前提にそれについて話していこうと思います。
スマホ中毒が危険であることは言わずもがなでしょう。スマホ中毒になってしまうと、スマホから手が離せなくなり、当然勉強にも支障をきたします。受験生の大敵です。
スマホのせいで勉強に集中できないよ!という方には、まず1週間ほどスマホを一切触らない期間を設けることをお勧めしたいです。
「でも...」じゃない
特に何もしていなければだいたいいつも利き手にスマホが…という人は、スマホ中毒に片足を突っ込んでしまっていると思います。勉強をしなきゃいけないと思っているのに、あと少し、あと少しとスマホをいじってしまう人は、もうガッツリ中毒でしょう。
というか、自分ってスマホ中毒なのだろうかと疑念を抱いたならそれはもうスマホ中毒ってことでいいかと。
スマホに関する悩みを抱える人はきっと、自身がスマホを持つことで不利益を被っているということはきちんと理解できていると思います。スマホ中毒の状態なんて、スマホの利用で得られるメリットなんてないに等しくなってしまうレベルでデメリットが大きいです。
スマホ中毒のあなたが「勉強を頑張りたいんだ!」と思った時にまずすべきことは、明らかにスマホを手放すことなのも、特に詳しい説明をしなくともお分かりいただけるかと思います。
なのに。
なのに、しぶとくもスマホを手放そうとしない人が多いんですよ。「でも...スマホをうまく活用したら…」なんて言っちゃって。
「でも...」じゃないんですよ。
「適切に」が最もムズイ
スマホ中毒の最大の特徴は2つ。
1つは、スマホを持つことのメリットを過大評価したがるということ。
そしてもう1つは、本気になった自分ならスマホの使用をコントロールできると思ってしまっているということ。
スマホを持つことのメリットを過大評価したがるというのは、まさに前節で述べたやつですね。どう考えてもデメリットの方が大きく、自身でもそれを理解しているはずなのに「いやでも…」と言ってしまう。スマホを持つことのメリットに頑張ってすがろうとしてしまう。
確かに、スマホを適切に活用できて、デメリットを無きものにすることができるのであれば、より効率のいい勉強を行うことも叶うのかもしれません。でもそれも「適切に活用できれば」の話。今の今までスマホにどっぷり浸かっていた人に、そんな能力はありません。スマホ歴11年、スマホとの上手な付き合い方を模索して8年の私ですら、いまだにタイムロッキングコンテナやスクリーンタイムなどに頼っているわけですから。
だから、スマホ中毒かもな、と思ったのなら、まずはスマホを手放すことです。
長ければ長いほどいいでしょう。ある程度の期間スマホから離れていれば、いつの間にかスマホへの執着は薄れているはずです。そうなって初めて「スマホを勉強に活用する」ことを検討するのが正解なのです。