アプリ「okke」で効率よく学ぶ!

【高校生】進研模試は受けなくていい?


体験記
2024年6月6日

進研模試は受けなくていい?

どうも、フジです。

今回は進研模試について。

進研模試…はご存じでしょうか? ベネッセが行なっている模試で、わりとどこの高校も受験させられているイメージです。私の出身高校も例外ではありません。

この進研模試、しばしば「こんな簡単な模試、受ける意味ないよ」と批判されがちなのですが、これって本当にそうなのでしょうか?

簡単な模試も必要

「こんな簡単な模試、受ける意味ないよ」と言って、本当に受けに来ない人ってどのくらいいるんでしょうね。私の周りにもそう言っている人はいましたし、私自身もそう思っていたのですが、でも、蓋を開けてみれば、私も含め皆週末は教室に集まっていましたね(笑)

当時は確かに「こんなのに時間を割くくらいなら、自分で勉強したほうがマシなんじゃ…」と思っていましたよ。志望校判定だって、微塵もアテにならないイメージですしね(東大模試じゃいつもC判定やD判定の私が、進研模試じゃ常に東大A判定ですよ)。ただ、学校行事(?)をサボるのが得意じゃなかったから、仕方なく受けていたって感じです。

でも、今改めて考えてみると、進研模試ってなんだかんだ必要だったのかもなと。難関大志望の人にとって簡単に思える模試にも、それはそれで意味があったのかもなと。

わかります?

ズバリ、進研模試には「小さな成功体験」としての価値があるんですよ。

そもそも模試なしはキツい

私は現在公認会計士試験の勉強をしているのですが、最初の1年間は進め方が定まらなくて、というか、進むことができているのかがわからなくて困っていたんですよね(1年は長すぎだろというツッコミはなしでお願いします)。

もちろん、テキストでの演習はしていましたし、テキストに載っている問題については着々と解けるようになっていっていました。が、知識が定着している感がないというか、レベルアップしている感がないというか。「これでホンマに大丈夫なんか?」という不安感が拭えないというか。

これの原因が、模試やテストを全く受けてこなかったことにあったと私は考えています。

模試を受けると「こういう部分が自分には欠けてるな」と思えたり、「おぉ、結構解けるじゃん」と思えたりしますよね?これの意味するところは、つまり、模試っていうのが、自分のこれまで行なってきたアレコレの良否を評価する機会になっている…ということなんですよ。これがあることで、自分が行ってきた問題演習等のアレコレが、確かにゴールへと向かっているということを初めて認識できるんです。これがめちゃくちゃ大事なんですよ。

どんなにテキストで演習を積んでも、模試を全く受けないでいると「あたりを散策しているだけ」感から抜け出せないのにも納得です。

クソ簡単なテストでも、ちゃんと評価の機会としての役割を果たしてくれます。テストを受けて「うわ、クソ簡単やんけ」と思うことそれ自体に価値があるってわけです。その成功体験が、自分の進んできた道のりを「間違ってない」と肯定してくれるんです(無意識下で)。

実践的な模試って、言っても数えるほどしかないじゃないですか。だとすると、進研模試も貴重な1回なんですよね。受けといた方がいいと思いませんか…?

というわけで、進研模試、受けた方がいいですよという話でした。

この記事の著者

profile-img
フジ

地方公立高校から東京大学文科2類に現役合格。 現在経済学部在学中。公認会計士志望。 アプリokkeのマイページ「コメント•要望」から、 記事内容のリクエストをお待ちしております!