【参院選特集】衝撃!選挙にかかる税金は数百億円!?
先日、7月3日に公示され、戦いの火蓋が切られた参議院選挙。
そんな今回の参議院選挙は、「参議院の半数を改選し、国民に真意を問う」非常に重要な選挙となっています。
ですが実は、今回の参議院選挙を含め、選挙には多額の税金が投じられているのです!
今回は、「参議院選挙にいくらの税金がかかっているのか?」そして、「無駄を省けないのか? 」という点について紹介していきます。
参院選にかかる税金、その額なんと〇〇億円!?
まず、参議院選挙に投じられている税金について紹介します。
みなさん、参議院選挙に投じられている税金はどのくらいだと思いますか?
例えば前回の東京都知事選では約50億円。
2024年に行われた兵庫県知事選では、約20億円の税金がかかっています。
なら全国規模の参議院選挙ではどうでしょうか?
実は、2022年に行われた前回の参議院選挙では、約571億円もの税金が投入されており、今回も同程度の税金が投入されることが予想されます。
約半数の国民が選挙に行かない現状
このように約571億円も税金を使っているにもかかわらず、前回の参議院選挙の投票率は僅か52.05%。つまり有権者の約半分が投票に行っていないのです。
この現状、ものすごくもったいないと感じませんか?
(約半数の有権者によって選ばれた議員が仕事をする参議院本会議場)
(特別な許可を得て著者が撮影)
選挙費用の内訳を見てみよう!
気になるのは、この莫大な約571億円の内訳です。ざっくりと説明をすると…
- 投開票所の運営・設営、人件費など:約500億円
- 選挙ポスター、ビラ、選挙カーなどの公費補助:約数十億円
- 政見放送、選挙広報の印刷費・通信費など:約数十億円
このような内訳になっています。
実は…選挙ポスター掲示板がとんでもなく高い件
次に紹介したいのが、選挙のたびに全国津々浦々に設置される選挙ポスター掲示板です。
実は、選挙ポスター掲示板にも莫大な税金が使われています!
ですが、少し考えてみてください。いまの時代、選挙ポスター掲示板は本当に必要でしょうか。
今の時代、莫大な税金がかかる選挙ポスター掲示板ではなく、たとえば、各地域に小さな掲示板を設けてQRコードで候補者情報を発信するなど、より安価で合理的な手段も検討されるべきだと著者は感じます。
さらに言えば、あの選挙ポスター掲示板はすべての候補者が公平に使えているわけではありません。
例えば大きな政党の候補者なら全国の選挙ポスター掲示板のほぼ全てにポスターを貼れますが、小さな政党や無所属の候補では資金や人手が足りず、全ての選挙ポスター掲示板にポスターを貼ることすら困難です。
しかも!ポスター1枚あたりにも公費負担が発生しています。選挙ポスター掲示板の枚数によって異なりますが、1枚あたり数十円〜数百円が税金から支払われているのです。
(選挙ポスター掲示板の一例。一部の選挙では、大きな掲示板を余分に設置しているとか…なおこの掲示板は2024年兵庫県知事選の物だがこの左側にも使われない掲示板が設置されていた)
(兵庫県の三ノ宮付近で著者が撮影)
結論:投票に行きましょう!
このように、選挙には莫大な税金が投入されています。そして裏を返せば「選挙に行かない=税金を捨てている」と言っても過言ではありません。
ぜひ皆さん、学校帰りなどに、周りの友達や知人を誘い、投票に行ってみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。