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理系北大生が共テ試作問題数ⅡBCを解いてみた結果


数学
2024年12月28日

こんにちは北の大学生です!

今回は現役北大理系(工学部3年)の私が、共通テスト試作問題の数ⅡBCを解いてみた感想を書いていこうと思います。受験から3年経っていますが、果たして何点取れたのでしょうか。

点数と感想

点数は以下のようになりました。
第1問:15/15点
第2問:12/15点
第3問:22/22点
第4問:16/16点
第5問:非選択
第6問:16/16点
第7問:3/16点
合計:84/100点

とりあえず8割取れたので良かったとしましょう。

ただ、点数からも分かる通り、理系範囲の第7問でかなり失点してしまいました。受験生の時は数ⅢCもちゃんと履修していたはずなんですけどね...。
楕円や双曲線、放物線の定義の私の知識が抜けていたせいもありますが、複素数平面は少し発想力が必要で難しかった気がします。

他に何か言うとすれば、ベクトルも少し難しかったです。ベクトルあるあるですが、最初の方でつまずくとその後の問題が全て分からなくなってしまうような問題だった気がします。
逆に最初さえ解ければ後は誘導に乗って最後まで完答出来たので、最初が肝心ですね。

それ以外は素直な問題が多く、基礎が出来ていれば解ける問題だったと思います。

対策

本番はもちろん試作問題から傾向や難易度が変わる可能性がありますが、一応試作問題を解いてみて、これが良いんじゃないかと感じた対策を書いていこうと思います。統計は非選択なので、ここでは触れません(文系などで選択される方には申し訳ないですが...)。

やはりシンプルな計算問題が多い三角関数、指数対数、微積は確実に点を取りたいです。この3問を完答すると52点にもなるので、得点源にしておきたいです。

残りは、統計以外ですと、数列、ベクトル、複素数平面・二次曲線になりますが、数列とベクトル、特に数列で点数を稼いだ方が良い気がします。
数列は誘導に上手く乗れると完答しやすいからです。

そして苦手な分野に関しては全部解き切る必要はないので、取れる問題だけ確実に取っていきましょう。

私は、数ⅡBの平均点が過去2番目に低かった年の受験生だったのですが、難しすぎて会場はお通夜状態になっていました。
取れたはずの問題を焦って間違えてしまったり、時間配分がおかしくなってしまったり、予想以上の難化に狂わされている人が多くいました。

しかし数ⅡBは数ⅠAよりも計算すれば解ける問題が多いですし、落ち着いてみれば解ける問題は多いと思います。私も最初は面食らいましたが、なんとか落ち着いて取れる問題をしっかり取った結果、それなりの点数を取ることが出来ました。

なので本番は難化の可能性もあると思いますが、どんな問題が来ても「取れる問題をしっかり取る」ということを徹底してほしいなと思います。


今回はここまでです!

数Cが新たに追加されたこともあり、勉強内容が増えて大変だと思いますが、なんとか取れる問題を取り切って高得点を目指していきましょう。

それでは読んで頂きありがとうございました🙏

この記事の著者

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北の大学生

地方自称進学校→河合塾で1年浪人→北海道大学総合理系→北海道大学工学部 受験期の過ごし方、大学生活などを受験生の参考になるように発信していきたいと思います。 質問やリクエストがあればXアカウントの方にコメントかDMお願いします!