僕のバイト体験談 ③サンプリング
こんにちは! 中西です
突然ですが皆さんはアルバイトをしたことがあるでしょうか?
「しているよ!」という方もいれば、「したいけど校則で禁止されている」という方も大勢いると思います。
僕自身も初めに通っていた全日制の高校では「したいけど校則で禁止されている」側でした。
それからなんやかんやあって通信制高校に転校したのですが、そこで様々なアルバイトを経験しました。
ということで、皆さんがこの夏休みや、高校卒業後にバイトをする際の参考になればと思いバイト体験談をまとめていきます!
今回は「③サンプリング」です!
実は焼肉屋時代にやっていた
サンプリングというのはチラシ配りやティッシュ配りのようなお仕事です。実はこれ焼肉屋時代にちょっとやっていたんですよね。その時はお店からちょっと離れた所で割引券の付いたチラシを配って、自分の配ったチラシを持ったお客さん1人につきボーナスがもらえる感じでした。
ま、その制度が出来てすぐにお店は潰れちゃったのですが......笑
あれ、チラシ配り楽しくね?
もちろんそこで初めてチラシ配りを経験したのですが、これがなんか楽しかったんですよ。結構好き嫌いが分れる仕事で、やりたくない人も多いとは思うんですけど僕は空き時間積極的にチラシ配りに行ってました。なんか歩いている人の行動を推測してチラシを受け取ってもらうのがゲームみたいで楽しかったんですよね。
例えば、この時は焼肉屋のチラシだったのでターゲットは街を歩く人ほとんど全員なのですが、僕は中高生には絶対渡しませんでした。なぜなら、受け取らないからです笑
効率が悪いので中高生には基本渡さず、大学生が集団で居たら渡そうかな(飲み会とかで来てくれるかもしれないので)くらいでした。
では誰に渡していたのか。
お母さん編
配っていた時間が大体夕方の6時から7時。駅前のスーパーの近くでした。その時間、保育園や幼稚園、学童など仕事帰りのお母さんがスーパーに寄っていくんですよね。しかも多くのお母さんは子どもを自転車に乗せていますから、子どもを自転車から降ろして、自転車を止めて、スーパーに向かいます。ココ、チャンスです。
ここで僕はさっと近づいていき、
「焼肉屋の〇〇です」
とチラシを差し出します。これだけだと迷惑だし、嫌な顔をされますし、まず受け取ってくれません。
なのでチラシを差し出し、お母さんがこちらを向いた瞬間
「こちら今クーポンもついてまして、しかも7歳未満のお子さまでしたら無料お食事が出来まして~」
というような説明をし、とりあえず受け取ったほうがお得だなと思わせます。
すると否が応でも興味は惹けますので、
「今週の土日とかぜひご家族でどうですか?」
と提案をします。
すると不思議なことに、たいていのお母さんは
「じゃあ(子どもの名前)ちゃん、貰っておきな」
と、受け取ってくれるんですよね。
そこで子どもと同じ目線にしっかりとしゃがんで、
「もしよかったら来てくださいね」
と手渡します。
最後にお母さんに対しても
「ありがとうございます」
と一礼して、次の人に渡しに行きます。
これはかなり上手くいきました笑
サラリーマン編
これは時期的なものもあるのですが、当時は12月だったので忘年会・新年会の予約もガンガン始まってるんですよね。
そこでサラリーマンの人にも良く渡していました。1人だとあまり受け取ってくれないので、3人くらいで談笑している人を中心に。
3人くらいでその時間に話しながら歩いて帰っているということは同僚であると推測できるので、その流れでお店に興味を持ってくれるかもしれません。なのでその時は焼肉の説明をするのではなく、飲み放題のプランやこういうお酒も置いてますよという話をしていました。
場合によってはそのままお店に来てくれることもあったので、すぐ結果が出たのはこっちでしたね。
そんな経緯もあり派遣バイトでもサンプリングをする
焼肉屋時代の話が長引いてしまいましたが、そんな経緯もあって派遣バイトを始めてからもサンプリングが出来ないかなーと考えていました。すると住宅展示場のポスティングをしていた派遣会社で、マンションのティッシュやチラシ配りの仕事も出来ると知り、そこでも仕事を始めました。
8時間のティッシュ配りを3時間で終わらせる
ポスティングの仕事と同様に日給制の仕事だったので、早く終われば終わるほど実質的な時給は高いお仕事でした。そこでまたいろいろな作戦を練り、見事8時間で配りきる枚数を3時間で終わらせて、ずっとカフェで休憩をしていました笑
この時はスーツを着なければいけなかったので、それに合わせて髪型もしっかり七三分けにして、「若手の不動産営業マンが上司に雑用をさせられている」感を出していました。
あの若い子、頑張ってるから受け取ってあげようかなって思わせる作戦です笑
逆に辛かったことは?
楽しかったことの話が続いているので辛かったことも書いておくと、サンプリングと直接は関係ないのですがこの時めちゃくちゃお金が無かったんですよね。どれくらいなかったかというと、お昼ご飯が買えなくて、ブラックサンダーを1個をリスみたいにちょっとずつかじって空腹をごまかしていたくらいでした。
しかもお金が無さすぎてクライアントの最寄り駅にも行けず、3駅くらい徒歩で歩いて向かったりとか。もちろん飲み物も変えないから、公園の水道で水を飲んだり。
まあ実家暮らしなので住む家もあれば、家に帰れば食事もあるのですが、お金が無いから仕事をしているのにお金が無いから仕事をするのも大変という。疑似ウシジマくん生活みたいな。
今となったら良い思い出ですがね笑
まとめ
さてそんなポスティングバイトの体験談を表にまとめるとこちら
給料はかなり美味しかったですねー。人間関係とやりがいはポスティングと同じで何とも言えません。
ただ総合的に考えたら結構よかったバイトだなって思います。未だとコロナでなかなかサンプリングの数も減っていますし。
あ、ちなみに先日このokenaviも収録されているアプリokkeのチラシを配ったのですが、見事誰にも受け取ってもらえませんでした笑
ということで、過去の栄光であるサンプリングの体験談でした!
さて、こんな感じで今後も過去のアルバイトを振り返っていきますので、ぜひ楽しみにしていてください!
読んでいただきありがとうございました。