ノートを取るのは意味がない!
ノートを取るのは意味がない!
どうも、フジです。
みなさんは、授業を聞く時にノートをとっていますか? とっているのなら、どのようにとっているのでしょうか?
私は、高校生の勉強でノートを取るというのはかなり非効率的なことだと考えています。もし今ノートを取っている、あるいはノートを取らなきゃいけないなあと考えている人がいましたら、是非一つの参考にして欲しいです。
板書の丸写しにどんな意味が?
多くの人は、小学生の頃から「黒板に書いてある内容をまるまるノートに写すこと」をさせられてきたはずです。私ももちろんそうだったので、高校生になって、「よし!今日から心機一転、真面目に授業を聞いて模範的な生徒になるぞ!」と思い立った時にまず何をしようと思ったかというと、まさに「黒板の内容を綺麗にノートに書き写すこと」でした。
高校1年生の方だと、これをやってしまっている方も少なくないかもしれませんね。
ですが、よく考えてください。
これにどんな意味があるのでしょうか。
黒板丸写し肯定派の意見を述べた上でそれを否定する…という文章構成にしようと思って考えてみましたが、残念ながら肯定派の意見が全く思いつきませんでした。それほどに、黒板の丸写しには意味がありません。
間違ってもやらないようにしてくださいね。
自分なりにわかりやすくノートを作ればよい?
「じゃあ、丸写しじゃなくて、自分にとってわかりやすいようにノートを作ればいいんじゃないの?」と思うかもしれませんが、これもまたそんなことはありません。
確かに、授業内容をきちんと理解して、自分なりにまとめ直すことによって、より深い学習効果が期待できるのは確かです。私自身、世界史については、授業内容及び教科書•資料集を用いて、まとめノートを作成していました。ですが、国数英の3教科で、そこまでする必要があるのかと言われると、ぶっちゃけないんじゃないかなと。
なぜなら、この3教科については、そもそも教科書にこの上なくわかりやすく解説が記載されています。まとめ直したとしても、結局教科書と同じ形に辿り着くはずです。さらに、教科書さえ開けば、そこに全てが載っているわけで、復習はそれを見ながら行えばそれで完結します。わざわざ教科書と内容がほぼ重複しているノートを作成したところで、何の役にも立たないんですよね(どうせ復習の際にも役立たない)。
ノートをわざわざ取ることが、あまりにも非効率的に思えてならないでしょう? 誰がどう考えても、教科書にメモを残すので十分。ノートにまとめ直すなんて、やり過ぎにも程があるぞって感じです。
※私が世界史をノートにまとめた理由は以下の2つ。①世界史では歴史の流れを理解する事が大切であるから(他教科よりも規模が大きい)。②復習の際に複数のテキストを併用するのは効率が悪いから(ノートに全てをまとめる事で、ノートを見るだけで復習が完結する形を作った)。
教科書にメモすればよい
前節でチラッと述べましたが、基本的に、授業中はノートを取るのではなく、教科書にメモする形で勉強すると良いでしょう。わかりにくかった箇所や追加で説明が必要な箇所を、教科書の余白にメモする。これで十分だと思います。
もしノートを使う機会があるとするならば、例えば数学なら試しに問題を解いてみる時とか、演習をする時とか…。英語なら、英単語や英文法を暗記するためにひたすら手を動かしたい時とか、自由英作文の練習をしたい時とか…。あとは教科書とは全然進め方をする先生で、ノートに取らないと何も情報を残せない時とか...。こんな感じでしょうか。
何も考えずにいて損をしてしまっている人は、自分の行動のひとつひとつにどのような意味があるのかを今一度考えてみるべきだと思いますよ。