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【共通テスト】数1Aの選択問題はどうする?


数学
2024年1月8日

こんにちは北の大学生です!

今回は共通テスト数1Aの選択問題についてです。
整数,確率,図形の性質の3問から2問を選ばなきゃいけないわけですが、皆さんはどの問題を選んでいるでしょうか。

また、どの問題を選ぶべきなのか分からない人もいるのではないでしょうか。
そのような人はぜひ今回の記事を参考にして頂ければなと思います。

体験談

私が受験生の時は、確率と整数をずっと解いていました。図形の性質を解いたことは1度もありません。
周りの友達も、確率と整数を選択している人が多かったです。

私が図形が苦手なのもあったかもしれませんが、確率と整数は基本的にパターンをおさえれば高得点を狙える分野だと思っていたので、その2つを解いていました。

図形の性質は、頭を柔軟に働かせないと解けないような問題もたまに出てきたりするのかなと思うので、私は苦手でした。

確率

具体的な状況が与えられて、その確率や条件付き確率を求める問題などが出題されます。(ときどき、場合の数だけの問題もあります)

確率の特徴ですが、確率の意味や順列の意味がしっかり分かっていないと間違えやすいです。
条件付き確率も、苦手な人は本当に苦手です。

また、なんとなく解いた結果回答欄にたまたま合ったからと言ってそれを答えにしてしまうと、間違えるなんてことはよくあります。

ただ逆に言えば、確率や順列の意味がしっかり分かっていれば、高得点が安定する分野でもあります。

また、最悪数え上げでもゴリゴリ解いていくことが出来る問題も多いです。
サイコロの問題が出た場合はかなりラッキーで、だいたい216通り、運が良いと36通りだけ考えるだけで済みます。(共通テストの難易度ではあまりないかもしれませんが…)

C(Combination)やP(Permutation)の意味をよく理解しておらず間違えている人を見ますが、意味さえ理解出来れば得点源になり得るでしょう。

整数

ユークリッドの互除法や不定方程式、約数、倍数などがよく出題されます。
たまにn進数など対策していないと厳しい問題が出たりもします。

整数はパターンさえおさえて演習を重ねれば、高得点は安定するようになると思います。

ただ2022年の共通テスト数1Aのように難しくしようと思えばどこまでも難しくできてしまうので、怖さは少しあります。

ですが、そのような難化が来ない限りは素因数分解、一次不定方程式、約数倍数、modなど、大事なところをしっかりおさえておけばそれなりの点数は取れるでしょう。

図形の性質

三角形の5心(重心・内心・外心・垂心・傍心)、チェバの定理、メネラウスの定理などがよく出題されます。

その他にも円の半径などたくさんの公式がありますが、図形の性質は他の分野と比べるとセンスが必要かなと思います。
使う公式も多いし、どの図形にどの公式を使うのかがわからないと中盤で詰みます。

確率のようにゴリ押しも出来ないし、発想が浮かばなければ終わりなのがきついです。

ただ問題演習を繰り返せばコツやパターンも見えてくるでしょうし、十分高得点は狙えるでしょう。
私はてんでダメでしたが。(笑)

最初から何を解くか決めておく

問題を見てから解けそうな大問を選択するという受験生をたまに見かけますが、あまり良い方法とは言えないです。
なぜなら、その大問を選んでる時間自体がもったいないからです。

そもそも共通テスト自体時間制限が厳しい試験なので、悠長に大問を選んでいる余裕はありません。

そして経験則ですが、数学で良い点数が取れている受験生は、だいたい解く問題を最初に決めています。
自分の得意分野や点数が取れる分野が分かっているからです。

全ての分野まんべんなく勉強しておくのはもちろんいいことです。

ただ、例えば確率と整数に絞るなどの勉強法をしてみると、3分野やるより効率が良いし、高得点も狙いやすいと思います。

なのでよほどのことがない限りは、あらかじめ解く大問を決めておいた方が良いと思います。


今回はここまでです!
それでは読んでいただきありがとうございました🙏

この記事の著者

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北の大学生

地方自称進学校→河合塾で1年浪人→北海道大学総合理系→北海道大学工学部 受験期の過ごし方、大学生活などを受験生の参考になるように発信していきたいと思います。 質問やリクエストがあればXアカウントの方にコメントかDMお願いします!