【数学】公式なんて覚えないで導出しよう(導入編)
こんにちは北の大学生です!
今回は数学に関して、公式なんて覚えないで導出した方が良いということについて書いていきます。
なぜ導出出来た方が良い?
「覚えた方がいいだろ」という方もいると思うので、まずはなぜ公式を導出出来るようになっておいた方が良いのかについて書いていきます。
1つ目は、絶対に公式を間違えることがないからです。
暗記とは違って、導出の仕方を理解していれば導出の途中で間違えていても気づくことが出来るので、公式を間違えることはないです。
公式をただ暗記しようとすると、その公式の論理がわからずただの数式や文字列として暗記してしまいがちです。
例えば上は簡単な公式ですが、導出の仕方がわかっていないとtanとcosを逆に書いてしまったりする可能性もあります。
意味の分かっていない公式は、もし間違えて覚えていてもその間違いに気づくことが出来ないので、間違えてしまうことがないとは言い切れないのです。
2つ目は、結局導出を何回もしていれば公式が体に染みついて暗記してしまうからです。
公式を何回も導出していると、導出の過程がだんだん染み付いてくるので、結局は暗記してしまいます。ただの暗記とは違って導出過程を分かったうえでの暗記なので、やはり間違えることはないです。
先ほどの公式ですが、例えばこのように導出することができますが、これが理解できていると絶対に間違えることはないですし、記憶にも定着しやすいです。
※ この公式については、sin と cos の2乗の和が1という式の両辺を、cos の2乗で割っても示せます(やっていることは一緒ですが)。
この途中で、「sin と cos の2乗の和が1」という公式が出てきますが、では、それはどうやって示しますか?わからなければ教科書に戻りましょう。
このように、妥協せず、導出を何回もやっていれば慣れて、途中式を省いて早く導出出来るようにもなるので、暗記より絶対にお得です。
何も見ず、「自分で」何回も導出する、というのが大切です!
公式を覚えるのが苦手という人は、まず公式の導出から理解してみてはいかがでしょうか。その方が数学力も早くつくかもしれません。
今回はここまでです!
それでは読んでいただきありがとうございました🙏