生活のルーティン化で勉強効率アップ!
生活のルーティン化で勉強効率アップ!
勉強と生活、どちらを優先すべきだと思いますか?
正解は、生活です。
受験生になると、どうしても勉強を最優先にしてしまいがちです。勉強に集中していて夜ご飯の時間が遅くなりすぎたり、夜寝るのが遅くなって翌朝遅刻ギリギリに登校することになったり...。ですが、勉強を優先することで生活が疎かになってしまうと、かえって勉強効率を下げてしまうんです。生活を第一に考えることこそが、受験生生活で最も重要なことなのです。「受験勉強を生活の中に取り込む」という意識を忘れてはなりません。
では、きちんとした生活を送りながら、勉強を最大限行うにはどうすればいいのか。
「ルーティン化」です。
日々の生活をルーティン化してしまうんです。
毎日バラバラのスケジュールで過ごしていませんか? それじゃダメです。きちんとしたルーティンをこなす生活を身につけることによって、勉強効率を最大化することができるのです。
決まったスケジュールで動く
私は生活をルーティン化することを常に意識していました。朝起きてから学校に行くまで、学校が終わってから寝るまでの行動パターンは、多少修正はしたものの、高校の3年間でほとんど変わっていません。
きちんとした時間に運動し、きちんとした時間に食事をし、健全な時間にベッドに入る。自分のブレない生活スタイルを確立し、その中に勉強を組み込んでいきましょう。
ルーティン化のメリットは、いくつかあります。
まずは、健康的な生活習慣を身につけることができるという点。
当たり前ですが、健康であってこその勉強です。自分の体調管理もまともにできないのに、勉強に精を出すことができるわけがありません。体調管理も受験勉強の一環です。
続いて、行動力が増して生産性が高まるという点です。
毎日毎日「今日は家で勉強しようか、それとも自習室に行こうか...。よーし、今日は自習室に行って勉強を頑張るぞ!」なんてやってたら、疲れてしまうわけですよ。行動を起こすのに強い意志や高いモチベーションを要する場合、その行動を継続することのハードルがグンと上がるということです。それに対し、ルーティン化されていて、「この時間には決まってこうする」というのがあれば、行動を起こすのに強い意志や高いモチベーションは不要ですね。その行動の継続性が増し、生産性も高まっていきます。意志やモチベーションに左右されない、というのが重要です。
最後に、無駄な時間がなくなるという点ですね。
効率が求められる受験生にとって、「この後は何を勉強しようかな」「今日はどこで勉強しようかな」といったことで悩む時間がなくなるのは大きなメリットでしょう。また、毎日同じ型で行動することによって、ひとつひとつのアクションもよりスピーディーにこなせるようになっていくはずです。続ければ続けるほど、時間効率は良くなっていくということですね。
毎日異なるスケジュールで活動するよりも、ルーティン化された日々を送る方が遥かに生産性が高いのです。皆さんもぜひ実践してみてはいかがでしょうか。