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帰宅部のメリット・デメリット part1


体験記
2023年5月8日

帰宅部のメリット・デメリット

みなさんは部活に入っていますか?

「高校生活といえば部活でしょ!」と言う人や、「勉強と部活の両立がカッコいい!」と思う人が多いと思うのですが、私は「帰宅部で勉強一筋だって青春じゃん」と思っていました。はい、つまり私は帰宅部でした。

帰宅部を選んだ理由

私は高1の7月末から帰宅部でした。それまでの数ヶ月はサッカー部に所属しており、週6の練習に精を出していたのですが、3つの理由から退部を決意しました。

1つ目は、勉強時間を確保できないこと。
高校受験を頑張り、その中で勉強習慣が身に染み付いていた私にとって、部活での疲労感などが原因で帰宅後に寝てしまい、勉強時間が十分に確保できない日々に、かなりストレスを感じていました。

2つ目は、高校受験で太ってしまっていたこと。
高校受験のための勉強はたった4ヶ月しかしていませんが、「糖分が大事!」と思って運動をせずにお菓子ばかり食べていたら、15kg太って90kgに。それに伴ってサッカー中の動きも鈍くなり、楽しめずにいました。まぁ、毎日ランニングを続けて、高校1年生が終わる頃には元の体重に戻ったのですが。

3つ目は、周りの人たちが自分に合わなかったこと。
中学3年生の時はサッカー部でキャプテンをしていたので、組織のマネジメント方法に関する考えは自分なりに持っていました。自身の思い通りにいかなかったらミスしたプレイヤーを叱責するという同学年の中心選手たちのやり方が、自分の考え方とは合わないな、と感じました。

帰宅部のメリット

自由に使える時間が多いこと

まず1つ目のメリットは、「自由に使える時間が多いこと」です。

部活をしている人と比べると、帰宅部の場合、1日あたりの自由時間は彼らが部活動に費やしている時間分多いということになります。もちろん、部活動の時間は彼らが日々の自由時間の一部をそれに割くと選択した結果なので、本質的な自由時間は両者で変わらないと捉えることもできますが、とはいえ部活動の時間は、1度入部してしまえば退部しない限りは融通が利かないという「制限付きの自由時間」となってしまう訳です。帰宅部でいる限りは、全ての自由時間をその日の気分に合わせて使い分けることができる。これは大きなメリットでしょう。

人間関係のストレスがなくなる

2つ目のメリットは、「人間関係のストレスがなくなる」ということです。

私が退部を決意した理由にも人間関係の側面があったように、部活動には人間関係のトラブルがつきものです。同学年の人たちだけではなく、先輩や後輩とも付き合っていく必要があり、人によってはかなりのストレスになりかねません。嫌な先輩がいたら、その人が卒業するまで我慢しなければならないですし、同学年に嫌な奴がいようもんなら、ストレスフリーになるタイミングはもう訪れないわけですからね。

それに対して、帰宅部はそういった心配は一切不要です。自分が関わりたいなと感じた人とだけ、自分の関わりたい範囲で関わっていくことができます。「先輩や後輩との付き合いがなくなってしまう」というのをデメリットに感じるかもしれませんが、そもそも他学年との関わりを持つ必要性なんてどこにもありません。おそらく高校生の抱えるストレスは人間関係におけるものがほとんどでしょうし、そこをゼロにできるというのは、かなり大きなメリットなんじゃないかなと思います。

次回は帰宅部のデメリットを紹介します!

この記事の著者

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フジ

地方公立高校から東京大学文科2類に現役合格。 現在経済学部在学中。公認会計士志望。 アプリokkeのマイページ「コメント•要望」から、 記事内容のリクエストをお待ちしております!