【地方】高校受験のノリは、大学受験では通用しない
高校受験のノリは、大学受験では通用しない
どうも、フジです。
今回は、地方の高校に在学中の高校1年生(もしかしたら2年生)の方へ向けた記事。
突然ですが、みなさん、大学受験…ナメてませんか? 高校受験と同じノリだと思っていませんか? 地方の高校生って、おそらく多くの人が「大学受験って高校受験と似たような感じでしょ」と思っているんじゃないかと。冗談抜きで、まーったく別物なんですよ。
受かる人の方が多い高校受験
地方の高校生が経験した高校受験って、めちゃくちゃイージーなゲームなんです。
だって都道府県内トップの進学校ですら、倍率1.1倍以下なんてことが起こるじゃないですか。私の高校なんて、私が受験した年の不合格者数、7人ですからね(笑)
ヌルゲーもヌルゲー。もはや競争にすらなっていません。頑張って勉強してその高校に入学したという人には失礼な気もしますが、でもこれが現実です。
高校受験が人生初の受験で、かつその高校受験がめちゃくちゃなヌルゲーだったら、そりゃあ「受験ってこんなもんか、学校で言われたことをちゃんとやってたらちゃんと結果がでるんだ」と思っちゃいますよね。
落ちる人の方が多い大学受験
大学受験って、地方の高校生が経験してきた高校受験とは全くの別物です。高校受験のノリでは全く通用しないでしょう。
倍率を見れば一目瞭然。国公立だと約3倍、人気な私立大学だと10倍前後になるんじゃないかな。そうなんです。落ちる人の方が圧倒的に多いんですよ。
そんでもって、その地域の高校生とだけ競う高校受験とは異なり、大学受験では、全国から、そして学年を超えて、似たような学力を持った受験者が集まります。
わかりますか? 地方の高校受験のようなヌルい戦いじゃないんです。超シビアな戦いなんです。もし大学受験を目指すのであれば、早くこれに気がついてください、手遅れになる前に…。
ちなみに、都会の高校生は受験のシビアさをよく理解しているという人が多いです。まず多くの人が中学受験を経験していますし、高校受験も高校受験で、地方とはレベルが全然違うんです。そんな人たちと競うことになるわけですから、冗談抜きで、早く気づいて…。
先生の指示を聞いておけば大丈夫?
地方の高校受験って、学校のことをきちんとやって、先生に言われた通りに勉強を進めていれば楽に合格できるヌルゲーです。しかし、大学受験はそうではありません。
学校の授業をきちんと受けて、課題をきちんと提出して…だけで大学受験を成功させる人なんてほとんどいないと思います。なぜなら、そもそも高校自体が大学受験対策をする場ではない…という可能性が高いからです(地方とはいえ、流石に都道府県内最上位の高校ともなれば、多少の大学受験ノウハウはあるでしょうけれど)。
つまり、大学に合格するためには何をしなければならないかを主体的に考え、取り組んでいく必要があるんです。
大学受験でいい大学に進学したと考えているのなら、いつまでも受け身でいるのではなく、自分から動き出す必要があると思います。