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【受験生】過去問は基本通しで解かない


その他
2023年10月28日

過去問は基本通しで解かない

どうも、フジです。

受験生のみなさんは、もうすでに志望校は決まり、ぼちぼち過去問を解いていこうかなという段階でしょう。

そこで、今回は過去問を扱う上で、受験生が陥りがちなミスを紹介しようと思います。

通しで解かない

過去問を解くとなった時、「時間を測って1教科丸ごと解かないと意味がない」と思っている人、いませんか?

これ、実はそんなことはないどころか、「時間を測って1教科丸ごと解く」なんてことはほぼする必要がないんです。実際、私も受験生の時、それをしたことはありません。1度もないと思います。

みなさんが日々どのようなスケジュールで勉強をしているのかはわかりませんが、少なくとも時間に余裕があるなんてことはないはずです。暗記関連に割く時間だけで数時間…。英単語や古文単語、世界史や地理なんか、既に覚えたことを忘れないように維持しつつも、新しいことを覚えていかねばなりませんしね。

こんな中で、過去問を通しで解くなんて、どう考えても時間が足りません(時間が足りててもコスパが悪すぎます)。60分〜90分のボリュームのものを解いて、答え合わせをして、解説を読んで…なんてしていては、一体何時間かかるのやらって感じです。

「通しで解くことがないなら、過去問はほぼやらずに本番を迎えるってこと?」

ではありません。
大問ごとに分割して解くんです。

各大学、入試問題のスタイルは毎年同じになっているはず。英語なら、大問1に長文、大問2に空欄補充…。数学なら、大問1に小問集合、大問2以降は1題につき1単元…。まずは、どの大問に何分の時間をかけるのかを考えましょう。戦略を練るわけです。

例えば、大問1の長文に20分、大問2以降はそれぞれ10分みたいな感じ。

各大問を目標時間内に解き切ることができるようになれば、それは試験時間内に全てを解き切ることができるようになったことになるじゃないですか。そう考えると、普段の勉強においては、1教科を通しで解く必要性はほとんどなくて、大問ごとに分割して、日々少しずつ取り組む方が賢いということが理解していただけるかと思います。

先程、私自身受験生の時に通しで解いてみたことはないよと言いましたが、それは自分の勉強時間を割いて…という話で、なんだかんだ東大模試で高3の1年間で6回ほど、時間を測って通しで解くという経験をしています。冠模試が存在しないような大学を受験されるような場合は、週末に数回、やっておくとよいかもしれません。

この記事の著者

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フジ

地方公立高校から東京大学文科2類に現役合格。 現在経済学部在学中。公認会計士志望。 アプリokkeのマイページ「コメント•要望」から、 記事内容のリクエストをお待ちしております!