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【受験生】どんな友達が欲しい?


体験記
2023年9月1日
フジ
フジ

どんな友達が欲しい?

どうも、フジです。

今回は、私の高校時代に仲が良かった2人の友人の話です。学校生活を送る中で人間関係に悩まされることは少なからずあるとは思います。もしかしたら参考になることがあるかもしれません。

“一緒に受験勉強を頑張る仲”ではなかった

高校生も後半になって受験を意識し始めると、人付き合いも考え直した方がいいのかななんて思ったりしますよね。実際に私も、高校2年生になったタイミングで、自分の足を引っ張りかねない人と絡むのはやめよう、お互いに高め合える人とだけ関わろうと思い立ち、試行錯誤した時期もありました。

なんですが結局、私が高校2年生と3年生の2年間で最も仲良くしていた友人2人は、受験に対する熱量が私と近しかったということもなく、ただ普通に仲が良かった2人だったんです。

1人は京大志望でしたが「俺は努力しているぞ」感を出さず、勉強の話で盛り上がるのを嫌がる人でした。私は高校の定期テスト勉強はほぼしない派でしたが、それとは対照的に定期テストもしっかりと頑張っていて、受験勉強という観点で言えば相容れないだろうなって感じ。

もう1人は阪大志望のくせして勉強すること自体が嫌いで、現役の時はずっとNetflixをたしなんでいましたね。高3の9月におっさんずラブを勧められて、文化祭による不規則な日々のどさくさに紛れて全話一気見したのが懐かしい。全然勉強する気がなさそうな彼を心配して、一緒にカフェで勉強して帰る?と声をかけることもあったのですが、一度も来てはくれませんでした。

たまたま春先の席が近くて、たまたま一緒に昼ごはんを食べるようになって、たまたま話が弾んで、たまたま一緒に帰るようになった、そんな2人。別に、彼らから刺激を受けてモチベーションが上がったような記憶も、彼らから何かを教わった記憶もありませんが、それでも私が受験期を走り切ることができたのは、彼らのおかげだと思っています。

私はいつも放課後はスタバに通っていたのですが、彼らの帰り道も方向が同じで、2年間ほぼ毎日帰路を共にしていました。一緒に帰る中で、その日にあったことなかったこと(?)、ありとあらゆることを2人には話していたんです。「今日◯◯がこんなこと言ってたんやけど、これって△△だよな」みたいなことをね。

大学生になってから感じたことなのですが、”その日に起こった些細な出来事の話を誰かにする”というのは意外にも大事なことで、これができないと結構ストレスが溜まっちゃうんですよ。だから、高校生の時に気持ちよく勉強に取り掛かれていたのは、帰り道に彼らに色んな話を聞いてもらっていたからなんだなと。

気が合う人と仲良くするのがイチバン

仮に、お互いに刺激しあって高め合うことのできる人と仲良くなりたいと思って、クラスにいるそういう人に声をかけたとしましょう。「仲良くすることで自分にメリットがあるなと思った」から始まる人間関係、どこまで深く付き合うことができるでしょう。

ちなみに私は、同じクラスの東大志望の人たちに話しかけてはみたものの、残念ながら最後まで表面上のお付き合い程度にしか関わり合うことができませんでしたね。

何が言いたいのかというと、私の経験も踏まえて、人間関係というのは結局気が合う人と仲良くするのが一番いい。そうすれば受験勉強にだって気持ちよく取り組めるんだということですね。

確かに、自分に不快な思いをさせてくるだとか、居心地が悪くなるようなことをしてくるだとか、そういった人とは関わりを断つべきかもしれません。でも、人間関係に関しては、それ以上のことを求める必要はないんじゃないかなと思いますよ。

この記事の著者

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フジ

地方公立高校から東京大学文科2類に現役合格。 現在経済学部在学中。公認会計士志望。 アプリokkeのマイページ「コメント•要望」から、 記事内容のリクエストをお待ちしております!