【高校生必見】朝に運動で勉強効率UP!
朝に運動で勉強効率UP!
みなさんは普段運動をしていますか?
運動部に所属している方は、きっと毎日体を動かす機会があると思いますが、それ以外の方はどうでしょう。
運動の習慣がない方、運動部でも朝は活動していないよという方に、朝の運動をオススメしたいんです!
私は、高校1年生の夏から部活動には所属していませんが、高校1年生の夏から現在に至るまで、毎日早朝に6kmのランニングをこなしてきました。過去の記事でも触れたことがある気がしますが、受験で渋谷のホテルに滞在した際も、早朝にホテルと渋谷駅間を走って2往復していたほど、毎日欠かさず走っていました。
なぜこれほどまでに、早朝の運動にこだわっていたのか。そのメリットを、実体験も交えながら解説します。
午前中の勉強の質が上がる
まずは「午前中の勉強の質が上がる」ということです。
勉強に直接関係あるメリットですね。
人間の自律神経というのは、体を活発な状態にする交感神経と、リラックスした状態に整える副交感神経のバランスによって成り立っています。寝ている状態というのは、副交感神経が優位になっている状態です。
朝、目が覚めてすぐに机に向かっても、なかなかスイッチが入らない、なんて経験はありませんか?
それは、朝起きてすぐはまだ、副交感神経が優位な状態にあるからです。特に何もしなくても、時間が経てば自然と交感神経が優位になっていくのですが、朝に運動を行うことで、その切り替えを素早く行うことができるのです。朝の早い時間に交感神経が優位な状態へと移行できれば、午前中はより有意義な時間となるでしょう。
また、運動は体の血液の循環を良くします。
体の血液の循環が良くなると、頭に酸素が回りやすくなるので、集中力が向上するのです。
こうした2つの側面から、朝に運動を行うことは午前中の勉強の質を高めてくれるというわけです。
メンタルが健康になる
2つ目は「メンタルが健康になる」です。
普段運動をしない人に朝の運動をオススメしたい理由はこれです。
過去の記事で何度か書いていますが、人は日常生活で知らぬ間に様々なストレスを受けています。運動はそんなストレスを解消する作用があるんです。ストレスを解消するための何かをしているでもない限り「なんだか勉強に集中できないなぁ...」と勉強のパフォーマンスがいつの間にか下がってしまうことが危惧されます。
じゃあ運動はするとして、それは朝である必要があるのか?
はい、メンタル面でも、運動は朝が推奨されます。
うつ病というのは、セロトニンなどの「気分系」の脳内物質が不足している状態です。うつ病の治療法として、朝日を浴びることや、軽度の運動をすることが挙げられるのですが、それは、それらの行動がセロトニンなどの物質を増やす効果があるからです。
朝であれば朝日を浴びながら運動することができるので、メンタルヘルスに非常に貢献してくれるというわけです。
ダイエットになる!
3つ目のメリットは「ダイエットになる(体型維持ができる)」ということです。
朝の体というのは、1日のうちで最も糖が不足している状態です。そのため、体を動かすとなると、そのエネルギー源となるのは脂肪。つまり、朝の運動が最もダイエット効果があるということです。また、朝に運動することは基礎代謝を高めてくれるので、痩せやすい体づくりにも貢献してくれるのです。
「おいおい、全然勉強とは関係ないじゃんか。」と思いましたか?
私はそうでもないと思います。
私の昔話をさせてください。
私は大学受験の前に、高校受験もしています。本気で高校受験の勉強に取り組んだのは試験前のわずか3ヶ月だけだったのですが、その3ヶ月で15kg増量し、体重が90kg前後になってしまったことがあるんです。
受験勉強に本気で取り組むタイミングは、部活を引退した後、運動する機会があまりない期間に重なります。また、勉強を頑張ろうと思うと、「糖分が大事かな?」なんて言って、お菓子に手が伸びてしまいがちです。この2つの要因が見事に重なった結果、私は15kgの増量に成功したわけです。
私は痩せている自分が好きだったので、高校1年生の春頃はいろいろ悩みました。「写真写りが悪い」「服がカッコよく着れない」など、勉強以外のことに頭のキャパシティを多く割いていました。
結局、受験で最も強い人というのは、勉強のことしか頭にない人です。
私は高校1年生の春から継続的にランニングを行うことで、高校2年生になる頃には70kg前後まで体重は戻っていましたし、そういった容姿に関する悩みに割く時間がなくなりました。体重が戻って以降も走り続けたため、高校受験直前のように体重が増加することもなく、「最近太ってきたな...」などといった悩みを持つことも一切ありませんでした。勉強に割け得る頭のキャパシティを、余すことなく勉強に割くことができていたということです。
私と同じように、痩せている自分が好き!といった方にとっては、これは勉強にも関わってくる話だと思います。