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分割睡眠ってどうなの??


その他
2023年3月12日

分割睡眠と勉強

皆さんは普段どのくらいの睡眠時間を確保していますか?
長い人では7、8時間、短い人なら4時間程だったりするのでしょうか。

今回は睡眠に関する記事です。レム睡眠やらノンレム睡眠やらの言葉を使って睡眠の必要性を説いた後、自分に合った睡眠時間を見つけよう的な結論で終わる記事は既に目にしたことがあると思うので、今回は分割睡眠についてです。

分割睡眠とは

私は高校3年生の時、毎日0:30から6:30までの6時間の睡眠を必ずとるようにしていました。おそらく6時間というのが自分に最も合った睡眠時間だったので、日中に眠くなることもなく、しっかりと勉強に取り組むことができていました。

その一方で、高校1年生、2年生の時は、深夜まで勉強したせいで睡眠時間が短くなってしまうということが多々ありました。睡眠時間が4時間しか確保できなかった、なんて日もあったと思います。そうなってくると当然、日中に眠くなってくるわけです。

私は学校の授業はあまり聞いていなかった(自分にはあまり必要ではなった)ので、「まぁ授業中に寝ればいいし、眠くなっても問題ないかな」と思っていました。夜間に4時間しか眠ることができなかった場合、学校の授業中になんとか2時間ばかし睡眠をとることで、帳尻が合うかなと思っていたということです。このように、睡眠時間を分割して確保することを「分割睡眠」と言います。

分割睡眠のデメリット

結論から言うと、分割睡眠はお勧めできません。

だから私も、高校3年生になってからは夜に6時間しっかり寝るようにしていたのです。生活リズムを整えて、その中に勉強時間を組み込むということが大切で、勉強によって規則正しい生活が乱されてしまうことは避けなければなりません。日によって睡眠時間が異なる、日中に寝ることでなんとかなると思っている、というような場合は、自分に合った睡眠時間を見つけた上で、毎日その睡眠時間をまとめて確保するように改善するのが良いと思います。

では、分割睡眠のデメリットをいくつか紹介しておきます。

脳のパフォーマンスが低下

私は夜遅くまで勉強して、昼間に眠くなって、それでも授業中にしっかり寝れば、放課後の勉強も特に集中できないといったことはないなと感じていたのですが、実際のところどうだったかは定かではありません。気が付いていないだけで、脳のパフォーマンスは低下していたのかも。

分割睡眠ではまとまった睡眠と比べると十分な疲労回復ができないというのがこれの原因です。可能な限り最高のコンディションで勉強に取り組むためにも、分割睡眠ではなく、まとまった睡眠をとることをお勧めします。

生活リズムを乱す原因となる

まとまった睡眠をとっている場合、睡眠前後に1日の区切りをつけることができます。それに対して、分割睡眠の場合は1日の区切りがつけにくく、朝と夜の生活リズムが変わってきてしまうのです。

既に述べましたが、生活リズムを整えてその中に勉強時間を組み込むということが大切なのであって、勉強によって規則正しい生活が乱されてしまうことは避けなければなりません。しっかりと整った生活リズムを定着させることで、何事に対しても高いパフォーマンスを発揮することができるわけです。それを踏まえると、生活リズムを乱す原因となる分割睡眠はあまり良いものとはいえないでしょう。

この記事の著者

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フジ

地方公立高校から東京大学文科2類に現役合格。 現在経済学部在学中。公認会計士志望。 アプリokkeのマイページ「コメント•要望」から、 記事内容のリクエストをお待ちしております!