アプリ「okke」で効率よく学ぶ!

世界史はぎりぎりに詰め込むのでOK?


世界史
2023年4月4日

世界史は入試直前に詰め込むのでOK?

「暗記科目は直前に詰め込めるから、1年生、2年生の間は国数英の基礎的な部分をしっかりと勉強しろ」というアドバイスを受けたことはありますか?

国数英は短期間で成績が上がる科目ではありませんし、入試直前に追い込むのでは厳しいものがあるでしょう。しかしその一方で、いかに知識をたくさん詰め込むかが鍵となってくる世界史などの暗記科目は、入試前日まで得点力を上げることができるわけです。だから、「1年生、2年生の間は国数英に注力しろ」ということがよく囁かれているのです。

世界史だって早いうちからやろうよ

「1年生、2年生の間は国数英に注力しろ」というのは、「1年生、2年生のうちは、暗記科目は適当にやっとけばいい」と言っているのではありません。「え、そんなの当たり前のことじゃん!」と思った方が多いはずです。しかし、頭ではそう理解していても、「1年生、2年生のうちは、暗記科目は適当にやっとけばいい」と敢えて思い込むことで、暗記科目の勉強から逃げている自分を正当化しようとしている人はいないでしょうか。

過去の私がまさにそれでした。

私は高校1年生の最後の期末試験まで、世界史のテストで70点を超えた事がありませんでした。
国数英の定期テストは、あまりにも教科書の暗記ゲーすぎて、その点数は学力を反映していないと言われがちですが、世界史に関してはそんなことはありません。問題は全て入試に必要な知識で構成され、シンプルにどれだけ暗記できているかが問われる試験。定期テストの勉強をしなくていいなどと言える理由はもはや、「今は国数英頑張ってるし暗記科目には時間割かなくていいでしょ」のみです。

そんな私も、高校1年生の冬からは、心を入れ替えて、世界史にも日々時間を割くように。その結果、世界史は私の中では得意科目、在籍していた高校でも「世界史といえばアイツ」と言われるほどの成績を取る事ができるようになりました

最終的に、私は現役で東京大学文科二類に合格する事ができたのですが、高校1年生の段階で世界史に本腰を入れていたのは大きかったなと感じています。ちなみに、二次試験の世界史は60点満点の43点と、かなり良い結果を残す事ができました。

確かに「1年生、2年生の間は国数英に注力しろ」というのはその通りです。ですが、世界史などの暗記科目もまた、1年生、2年生のうちからコツコツと積み重ねるのが良いのです。入試直前に詰め込めば大丈夫なんて考えがプラスに働くことはないんじゃないかと思います。早いうちにそれに気づいて、世界史とも真摯に向き合ってほしいです!

次回は、世界史を頑張ろうと思えた理由や早くから世界史に取り組むメリットについてお話ししようと思います。

この記事の著者

profile-img
フジ

地方公立高校から東京大学文科2類に現役合格。 現在経済学部在学中。公認会計士志望。 アプリokkeのマイページ「コメント•要望」から、 記事内容のリクエストをお待ちしております!