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大学受験において地頭は重要ではない


その他
2024年4月15日

大学受験において地頭は重要ではない

どうも、フジです。

今回は、大学受験において、いわゆる”地頭”はさほど重要ではないというお話。私は中学受験と高校受験も経験しているので、それらと比較しながら解説します。

「自分は地頭がよくないから」と、大学受験を諦めてしまうのは、あまりに勿体無いことです。諦めかけている人に、この記事が届くといいなと思います。

地頭に最も左右されないのが大学受験

私は、東京大学文科二類に、地方公立高校から現役で合格しています。「東大に合格するくらいなんだから、きっと小さい頃からズバ抜けて賢かったんでしょ?」と思うかもしれませんが、実はそんなことないんです。

中学受験、高校受験と高校受験の結果はこんな感じ。

  • 中学受験
    • 広大附属福山
    • 広島学院
    • 広島修道
  • 高校受験
    • 鹿児島ラ・サール
    • 愛光
    • 早稲田学院


中学受験は、広大附属中に不合格、中国地方の中では最難関とされている愛光中には実力不足で出願すらしてない…といった感じです。きちんと塾に通い、そこそこ真面目に受験勉強も頑張りましたが、この結果でした。

中学受験は正直かなり地頭に左右される部分が大きかったと思います。それこそ、最難関と言われる灘中学校や開成中学校の問題も見たことがありますが、手も足も出なかった記憶があります(なんなら今見ても解けないと思います)。特に算数ですね。私の塾にも数名、そういった超難関校を受ける人はいましたが、自分とは住む世界が違うなぁ、努力では越えられない壁があるんだなぁと幼いながら感じていました。私は地頭がいいというわけではなかったので「中国地方ではそこそこ」の学校が限界でした。

高校受験で合格できたのは上記の高校ですが、そのほかにも開成高校、西大和高校などを受験しています。西大和高校は確か合格最低点の4点下での不合格で、開成高校は箸にも棒にも掛からない感じでの不合格でした。自分にできる最大限の努力をして臨み、それなりの成功を納めたようにも見える高校受験でしたが、灘や開成、慶應女子なんかに余裕で合格するような塾のクラスメートを見ていると「やっぱり最難関を目指す層は一味違うんだなあ」と思わずにはいられませんでしたね。

こんな私でも、大学受験では東大に現役合格ですよ。しかも、合格最低点+20点そんなに地頭がいいわけじゃない自分でも東大に行けるんだと思いました。

大学受験は上を目指しやすい

地頭が微妙でも東大に合格できちゃう大学受験…。

理由は大きく分けて2つあると思います。

1つ目は、大学受験が暗記ゲーだからです。私は、大学受験はどれだけ暗記を頑張れるかだと思っています。要は、暗記の努力量勝負ですね。最近は共通テストが徐々に思考力系にシフトしているなんて噂も聞きますが、それでもやっぱり、大学受験は、中学受験や高校受験と比べると、暗記でどうにかできてしまう部分が大きいんじゃないかなと思います。

2つ目は、中学受験や高校受験と比べると、いわゆる最高峰の枠が広いというのがあるのかなと思いますね。中学受験や高校受験は、基本的には偏差値志向なはずなので、例えば灘や開成、桜蔭やらの最難関校に合格しようと思えば、全受験生の上位数100人に入る必要があるわけです。その一方で、大学受験は、東大だけでも1学年3,000人の枠があるんですよ。文理が分かれていて、さらには志望学部でも受験者が変わってくることを考えると、かなり上を目指しやすいことがわかりますね。

というわけで、「自分は地頭がよくないから」と、大学受験を諦めてしまうのは、あまりに勿体無いことなのです。思い切って、上を目指しましょう!

この記事の著者

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フジ

地方公立高校から東京大学文科2類に現役合格。 現在経済学部在学中。公認会計士志望。 アプリokkeのマイページ「コメント•要望」から、 記事内容のリクエストをお待ちしております!