超意外!こんな事業もやってるの?! サントリー編
(サムネイルはChatGPTにて生成)
皆さんこんにちは。今回も、大企業が展開する意外な事業についてお話しします。(前回の記事はこちら)
今回はサントリーについてお話しします。
サントリーの簡単な歴史
まず、サントリーの歴史について簡単にお話しします。サントリーは1899年に創業者の鳥井信治郎によって大阪で設立されました。
当初は鳥井商店という名前で、主にワインの輸入と販売を行っていました。創業者である鳥井氏は、日本でワインを広めることを目的として活動していました。
その後、1923年には京都郊外に日本初の本格的なウイスキー蒸溜所を建設し、1929年には日本初の国産ウイスキーを発売しました。
当初、日本人の味覚には合わず、ウイスキーの売上はあまり伸びませんでしたが、その後の品質改善により徐々に支持を集めていきました。
1956年にはビール事業にも参入し、こちらでも大きな成功を収めました。
「やってみなはれ」といった企業理念のもと現在、サントリーは世界的に飲料水や食品、そして高級ウイスキーを含めた様々な飲食物の開発製造に力を入れ、世界中で企業活動をしています。
サントリーが手掛ける超意外な事業
そんなサントリーですが、意外な事業にも取り組んでいます。今回はそのうち2つ紹介したいと思います。
サントリー美術館
まず1つ目はサントリー美術館です。サントリーは東京都内にサントリー美術館を運営しています。
創業者の精神を受け継ぎ、美術を通じて文化と人々の生活を豊かにしたいという思いから、1961年に東京丸の内に開館しました。
その後、1981年には東京赤坂に移転し、2007年には現在の東京ミッドタウン(六本木)に再度移転しました。
この美術館では、特別展を中心に日本国内外の美術家や文化機関と協力し、美術を通じて文化と人々の生活を豊かにする活動を続けています。
(東京ミッドタウン六本木)
(六本木ヒルズにて著者が撮影)
サントリー天然水の森
2つ目の意外な事業はサントリー天然水の森です。この取り組みでは、日本全国の森で自然保全活動を行い、水資源や生態系の保護に貢献しています。
これらの森をサントリーが直接購入することは少なく土地の持ち主の個人や企業、自治体と数十年に渡り契約を交わし保全活動を進めています。
代表的な森には南アルプスの森、奥大山の森、阿蘇の森などがあります。
このサントリー天然水の森の規模は非常に大きく、東京の山手線の内側の敷地面積の約2倍以上にあたる12000haの広さを誇ります。
この取り組みは50年、100年先を見据え、持続可能な森づくりを行いながら、天然水の安定供給と日本の環境保全に貢献しています。
(サントリー天然水の森イメージ図)
(ChatGPTにて生成)
まとめ
このように、サントリーはお酒や飲料水の会社というイメージが強いですが、サントリー美術館やサントリー天然水の森プロジェクトを通じて、美術を通じた文化発展や、自然環境保護といった分野にも力を入れています。
企業理念である「やってみなはれ」のもとサントリーはこれからも失敗を恐れず様々なことに挑戦していくことでしょう。
最後までありがとうございました。
次回はヤマハの意外な事業について特集するのでお楽しみに!