【授業がわかる】予習・復習の意義とやり方のコツを紹介!
ばってんです ♨️
「予習・復習は大事だからやりなさい」って言われたことはありますか?自分は、耳にタコどころかイカができるくらい言われていたのですが、やり方を詳しく知る機会もなく、「やった方がいい理由」とか「じゃあ実際どうやったらいいか」とかが最初全然分かりませんでした。
とりあえず、宿題として出ている予習課題だけこなしたりとか、授業中のノートをその日のうちにパラパラめくってみたりとか、形から入ってみたのですが、なんでやってるのかわからなくなって、なあなあにやってました。
でも、そのうち自分で目標を持って勉強を頑張るようになってから、自然と予習や復習をやるようになって、その目的とか効果的なやり方がわかっていって、それなりに良い勉強サイクルが作れるようになりました。
そんな自分の経験を踏まえて、「予習・復習をやった方がいい理由」や「どうやればいいか」を紹介したいと思います!
「授業をあまり有効活用できてないなあ」とか「これまでに習ったことが身についてないなあ」と感じる方はぜひ1つの参考にしてみてください。
予習・復習の目的とは
予習・復習は確かに大事なのですが、その目的は、一言で言うと
授業という時間を最大限に活かすこと
にあると考えています。
どういうことかというと、例えばいま学校で数学の二次関数の範囲を学んでいるとします。二次関数は徐々に難しくなっていきますよね。授業中に、先生が話す内容やスピードで、全部理解できたら良いのですが、もし説明がよくわからなかったら、その後の説明もわけわからなくなります。授業は巻き戻しできませんからね。。。
そうすると、その時間はもちろん無駄になりますし、わからなかった範囲をそのあと自力で勉強するのは、実は思った以上に時間がかかります。「後でやればいいや」はとても危険で、基本的には授業で理解してしまう方がラクです。自力で追いつこうとするならまだ良いですが、次の日の小テストの勉強とかでどんどん理解が後ろ倒しになり、わからないまま次の授業に突入し、わけわかめになって撃沈、気付いたらわからないところだらけで受験生になってた、みたいなケースも多いんですね。
でも、予習をしておけば、授業中の説明が「2回目」になるので、授業中に理解できる確率がぐんと上がります。これはホントです(やり方は下で紹介します)。さらに、一部分理解できなくても、その後の範囲は理解できるかもしれません。こんな感じで、授業中に理解しきれてその後やり直す手間が省けるようになるので、大事な日々の時間を節約できます。
それでも理解できなかった部分があれば、その日のうちに復習して追いついておきましょう。時間が経てば経つほど、内容を思い出すのにかかる時間がどんどん増えてしまいます。そして人は諦めモードに入ります。復習して「理解しきった」状態にしておくと、また次の授業が理解できるようになって、授業時間を有意義に過ごすことができます。授業がわかるようになると、自信がついて顔も変わります(個人差あり)。
予習や復習が、「授業という時間を最大限に活かすため」である、という理由が少しはイメージできたでしょうか?
実は、大学に行くと授業中に学ぶ内容の深さやスピードが圧倒的に増すこともあり、自分で勉強する習慣がかなり大事になってきます。今のうちにコツを掴んでおきましょう!
どう予習するか
では、上で紹介した目的を踏まえて「どう予習すれば効果的なのか」を紹介します。
自分の場合は、先生の授業がわかりやすかったこともあって、どちらかというと予習より復習に力を入れていたのですが、次の授業でやりそうなところの教科書や参考書を読んでおくだけで十分効果がありました。今だと、授業動画があるので、それで予習していると思います。わからないところにはそこまで時間をかけず、授業中やその後の復習で理解しきればOKです。
もっと力を入れて予習したい人は、教科書を読んだり動画を見たりした後に、理解できているかを試すために問題集やワークの問題を軽く解いておくと、「この単元ではどういうことを理解しないといけないか」ということがわかって、より授業時間を活用できると思います。これを、学校の進度と関係なくどんどん進められるようにいくと、いわゆる「先取りモード」に突入して、どんどん学ぶのが楽しくなっていきます。
言われてやる勉強より、自分でやる勉強の方が楽しいですよね。
授業中の心得
そして授業を受けるのですが、まずは、予習のときに理解できなかったところの解説をしっかり聞くことが大事です。授業中に内容を全て理解しきることが理想です。
それでもわからないところは出てきますよね。そんなときは、授業中に理解できなかったところをノートなどに走り書きしておくようにしましょう。
わからないところを授業中に考え込んでしまうと、授業に置いていかれるので気をつけてください。後で自分で「何がわからなかったか」を思い出して復習できるように、一旦書いて飛ばすようにしましょう。自分が後でわかれば良いので、ミミズみたいな文字で大丈夫です。(ミミズが這ったような文字って言いますけど、ミミズが頑張ればどんな文字でも作れると思うんですよね。ミミズが苦手な方がいたらすみません)
どう復習するか
授業を受け終わった後は、なるべくその日のうちに、遅くとも週末にまとめて復習しましょう。
やり方としては、ノートに殴り書きしてある授業中に理解できなかったところを、時間をかけてじっくり考えていきます。このとき、もし理解できなければ参考書や動画で調べたり、それでも解決できなかったら先生に後日聞きにいきましょう。これで、授業でやった内容を「理解しきっている」状態になれます。
また、授業中に完璧に理解できていても、人間ですから後から忘れることもあります。授業中に問題を解かない先生もいると思うので、自分で問題集やワークで演習して、本当に理解できているか確認しましょう。ここまで行ければ「復習の達人」です。ヒゲが生えます。授業でやった内容が、短期記憶から長期記憶に移されていって定着していくので、実力テストや模試にビビらなくなります。また、知識の穴がなくなるので、受験勉強もスムーズに進めていくことができます。
いかがでしたか?
いきなり全部やろうとするのは挫折しやすいので、まずはできそうなことから始めてみることをオススメします!
大事なのは、なぜ予習・復習をするのかという意義を自分で理解しておくことと、何を意識してやれば良いのかを押さえておくことです。授業という時間を最大限に活かすために、
予習でとりあえずサーっと概要を知る
→ 授業中に集中して理解しようとする
→ わからなかったところは復習で理解しきる
を繰り返す、これが自分の考える効果的な予習・復習のイメージです。
あくまでもこれは一個人の意見なので、自分なりに有意義な勉強サイクルを探してみてください!
では今日はこの辺で。読んでいただきありがとうございましたー!