【大学生】目標がないと日々何も積み上がらない
目標がないと日々何も積み上がらない
どうも、フジです。
これは私の体験談なのですが、大学生になってから、何も積み上がらない日々に嫌気がさしたことがあったんです。高校生の時は、こんな気持ちになったことなんて一度もなかったのに。
大学生になりたての人なら、同様の悩みを抱える可能性があるのかなと思います。合格発表を終えて、大学生になろうとしている高校3年生(と大学生の狭間)の人に是非読んでほしいです。
積み上がるもの
何も積み上がるもののない日々に嫌気がさした…というよりは、日々の虚しさの原因を追求した結果、”何も積み上がるもののない日々を過ごしていること”に辿り着いた…のほうが正確ですね。
大学受験を終えて大学生になってしばらく経った頃から、確か1年生の夏休みあたりだったかな。何をやっても虚しいだけで「自分どうしちゃったんだろう」と悩んだ時期がありました。ひとつひとつのイベントは楽しいんですよね。吉祥寺で食べたかき氷は美味しかったし、渋谷でプレイしたダーツも楽しかったし、下北沢で古着屋を散策するのもワクワクしました。でも、家に帰ると虚しさに襲われるんです。
今までこれといって悩んだ経験がなかったので、悩みを抱えている自分に驚きましたよね。人生で初めて、しっかり悩みました。「なんでだろう」と考えに考えた結果、何も積み上がるもののない日々を過ごしていることこそが原因だという結論に至ったわけです。
目標を打ち立てよ
高校生の頃って、意識はしてなくても、なんだかんだで大学受験がしっかりと大きな目標になってくれていて、日々の授業や課題が”目標に向けて日々積み上げられていくもの”だったんです。
しかし大学生には、高校生でいうところの大学受験のような、無意識に目標となってくれるようなものがありません。4年生になると就活をしなければならなりませんが、それは1年生の頃から何かを積み上げていって挑むものではありません。4ヶ月に1度、期末テストがありますが、それもまた大学受験の後釜となりうる器ではありません。4ヶ月後の期末テストが終われば使わなくなる知識の習得が、日々を充足させるに足るものかどうかなど考えるまでもありません。
要は、1-3年単位の中長期的な目標が存在しない場合、日々の行動に意味を見いだせなくなるんです。積み上がっていくものが何もなく、ただひたすら0(虚無状態)と1(娯楽から得るその日限りの満足感)を行ったり来たりするような感覚に陥ります。目標があれば、目標達成のための行動のひとつひとつが日々積み上がっていくので、0が1になり、1が2になり、2が3になり。たまの娯楽は、”一時的な満足感を与えるもの”ではなく”日常に変化を与えるもの”として、日々の積み上げをむしろ支えてくれるものへと変貌します。
だから大学生は、自ら中長期的な目標を打ち立てる必要があるんですよ。
入学したての頃は、何も考えていなくたって十分に楽しめると思いますよ。今までできなかったことが、たくさんできるようになって、遊びの幅も増えますしね。しかし、ある程度落ち着いてきた大学1年生の半ばから大学2年生にかけての期間は、目標がない場合、思い悩むことになる可能性が高いのではないかと思います。
大学入学を控えた高校生の皆さんは、是非、今後の自分の支えとなるような、そんな目標を考えてみてください。