【受験英語】文法問題は不要
文法問題は不要
どうも、フジです。
今回は英語の勉強法についてです。
みなさんは、英文法の勉強ってどのように行なっていますか? もしかして「文法問題を解く」という勉強スタイルばかりを採っていたりしませんか…?
結論から先にいいますが、個人的には文法問題をやる意味はないと思います。文法の勉強と言われて、まず最初に「文法問題を解く」が思い浮かんでしまう人は、いますぐ考え方を改めるべきでしょう。
英文法、暗記しようとしてる?
英語の勉強において、英文法は非常に重要です。当たり前ですね。英文法と英単語が受験英語の9割、この2つを高いレベルに仕上げることができれば、おそらく英語は得意科目になるはずです。
そうなんですよ、英文法と英単語がきちんとわかっていれば、長文問題は読めるわ、文法問題は解けるわで、結局のところ受験英語ってほぼ暗記ゲーなんです(英文法を習って理解できないなんてことはないでしょうしね)。
で、ここで注意しなければならないのは「暗記」という部分。
英単語帳が手元にあったら、繰り返し見たり、繰り返し紙に書き出してみたりして、どうにかこうにか暗記しようとすると思うんですが、あなたはそれを英文法でもやってますかって話なんですよ。
英文法も英単語のように、まずは暗記しようと思って暗記しなきゃいけないんです!
文法問題集はやるな
世の中には、文法問題をかき集めたアウトプットだけのための問題集が存在しますよね。もしかしたら、学校で配布されたか、あるいは文法問題を解く必要性を感じて自身で購入したかで、あなたの手元にもあるかもしれません。
そのアウトプットの文法問題集って何のためにあると思いますか?
そうです、「確認作業のため」です。
決して文法の理解や暗記に役立てるためにあるわけではないのです。(もちろん理解や暗記に役立つ問題集もあるかとは思いますが)
文法の勉強をしようと思い立って、まず最初に、アウトプットしかできない文法問題集を開くのはどう考えても間違っています。なぜなら、既に述べた通り、あなたがまずすべきは「暗記」だから。まずは文法を理解して暗記しなきゃいけないのに、きちんと暗記できているかどうかを確認するためのテキストを先に開くなんて、訳がわかりません。
言っていること、わかりますか?
「きちんと暗記ができていない状態で文法問題を解きまくって、数問に1回『あぁ、こんな文法もあったな』と思う」よりも「文法書を見ながら、覚えなきゃいけない文法を覚えまくる」ほうが、確実に記憶に残りますし、効率が良いですよね。これをしなきゃいけないんですよ。
アウトプット用の文法問題集を解くというのは、暗記できているかの確認であり、また文法書に載っているものを全て覚えていれば、文法問題はほとんど解けるので、文法問題は時間に余裕があった時にやれば十分でしょう。
「文法書を開いて、理解して暗記する」
あなたが今すべきことはこれなんです。
余談ですが、私は高校の3年間で文法問題たるものを解いたことがほとんどありません。理由は、並べ替え問題や空欄補充問題等、ベーシックなレベルであれば、英単語及び英文法がわかっていれば(理解して暗記できていれば)、容易に解けてしまうから。流石に東大レベルともなると、文脈を考慮しなくてはならない空欄補充問題がでてきたりするので、それについては過去問で練習しましたが…って感じです。