カフェイン摂りすぎてない?
みなさん、こんにちは!
突然ですが、みなさんは勉強中にカフェインを摂取したいと思ったことはありませんか?
勉強中にコーヒーやエナジードリンクを飲んだことがある人は多いと思います。
少量なら眠気覚ましなど勉強をサポートしてくれるカフェインですが、摂取し過ぎると健康に悪いんです。
メリット
カフェインは眠気覚ましとして用いられることが多いですが、実はそのほかにも私たちの勉強を助けてくれるはたらきがあります。
・疲労感軽減
カフェインには興奮作用があり、筋肉や神経を刺激して興奮させるため、疲労感が軽減させられます。
・むくみを軽減
腎臓の血流が促進されて体内の水分が尿として排出されやすくなる利尿作用があります。利尿作用によって体の中に余分な水分を溜めにくくなるため、むくみ予防に効果的です。
ですが、だからといって飲みすぎると体内の水分が必要な量まで下回ってしまい脱水症状を引き起こす可能性があるため注意して下さい。
・頭痛軽減
カフェインにある血管収縮作用が、脳血管の拡張によって引き起こされる偏頭痛の緩和効果があります。
実際に、カフェインが配合されている頭痛薬が売られていたり、無水カフェインの錠剤なども偏頭痛の治療薬としてあります。
・眠気覚まし
カフェインには中枢神経に刺激を与え、眠気を覚ます作用があります。
カフェインは、人が疲れたときに体内で生成されるアデノシンに構造が似ています。アデノシンが受容体と結びつくことで心拍数を低下させ、体がリラックスした状態になるため、疲れを感じたときに眠くなるのです。
ですが、カフェインを摂取することでアデノシンよりも先にカフェインが受容体と結合し、心拍数の低下が起こりにくくなります。また、ドーパミンなどが分泌され、交感神経が優位な状態となるため、カフェインを摂取すると眠気を感じにくくなるのです。
一見いいことだらけのカフェインですが、実は摂取しすぎると健康に害が出ます。
日本ではカフェインに対する感受性に個人差があるとして、1日の摂取量は決められていませんが、海外では、カフェインの1日当たりの推奨摂取量が決められているのです。
では、どんなデメリットがあるのでしょうか。
デメリット
カフェインを多量に摂取することによって、このような問題が生じます。
不眠症、頭痛、イライラ、脱水症状、吐き気、めまい、震え、心拍数の増加、消化不良
などです。この中から一部抜粋して詳しく解説しようと思います。
・不眠症
カフェインには覚醒効果があります。少量だと眠気覚ましになりますが、多量摂取することによって、入眠困難や中途覚醒、睡眠時間の減少などが起こります。
睡眠には、脳を休ませて記憶を定着させたり、体を休めたりするはたらきがあります。
個人差がありますが、就寝時間の約6時間前からはカフェインを控えるほうがよいと言われています。
・薬との併用
メリットでも書いたように、頭痛薬にはカフェインが含まれている物もあります。そのため、頭痛薬を飲んだ際は、コーヒーなど別のものでさらにカフェインを摂取してしまうことの無いようにしましょう。
4/3には、カフェインを含む食べ物や飲み物を紹介した記事を公開します!
これにも含まれていたの!?といったものも紹介しているのでぜひ読んでみてください!
最後まで読んでくださりありがとうございました!