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朝食はパンより白米!集中したいなら“米”を食え!


その他
2025年7月18日

朝食はパンより白米!集中したいなら“米”を食え!

どうもフジです。

今回は「朝ごはんに何を食べるか?」という話です。
結論から言うと白米、
白米をおすすめします。

朝って、なんとなくパン派の人が多い印象がありますよね。トーストにジャム、コーヒーの香り…なんて、確かにちょっとおしゃれ。でも、こと「集中力を上げたい」「午前中をスムーズに過ごしたい」といった目的があるなら、選ぶべきは“白米”です。パンと白米、どちらも炭水化物という意味では同じカテゴリーですが、その中身やエネルギーの持続性、気分への影響まで見ていくと、結構な差があるんですよ。

なぜパンではなく白米なのか?

まず注目したいのが、エネルギーの安定供給です。

人間の脳は、主にブドウ糖をエネルギー源としています。そして朝というのは、寝ているあいだに蓄えたグルコースがほとんど使い切られていて、いわば“ガス欠状態”。だからこそ、朝食でスムーズに脳にエネルギーを送る必要があるわけです。

白米は炭水化物の中でも、消化されると効率よくブドウ糖へと変換されます。これにより、脳がすぐにエネルギーを得て、午前中にしっかり働いてくれるんですね。

パンも炭水化物ではありますが、問題はGI値(グリセミック・インデックス)。これは食後に血糖値がどれだけ急激に上昇するかを示す数値ですが、パンは白米に比べてGI値が高い傾向があります。つまり、パンを食べると血糖値がドンと上がって、その後ガクンと下がりやすい。これが午前中のだるさや眠気につながることもあるんです。

白米はその点、血糖値の上昇が比較的ゆるやかなので、エネルギーが持続しやすく、「10時ごろになると集中力が切れる…」といった悩みを防ぐのに役立ちます。

気分の安定にも白米が効く?

もうひとつ、白米のメリットとしてお伝えしたいのが、気分の安定です。

白米をはじめとする炭水化物を摂ることで、体内ではトリプトファンというアミノ酸の利用が促されます。このトリプトファンは、脳内でセロトニンという神経伝達物質に変換され、これが心の落ち着きや気分の安定に関与します。

セロトニンの分泌が促されると、ストレスへの耐性が上がり、イライラしにくくなり、結果として集中しやすい精神状態が作られます。つまり、白米を朝に食べることは、「脳のガソリンを補給する」と同時に「気持ちを整える」ためにも重要なんですね。

…って話をしてきたけど、そもそも朝ごはん食べてない人、多くない?

ここまで「朝ごはんにはパンより白米がいい」と話してきましたが、そもそも「朝は何も食べてません」という人、結構いませんか?

「時間がないから」「朝はお腹が空かないから」「ギリギリまで寝ていたいから」…理由は色々あると思います。でも、これ、本当にもったいない。朝ごはんを食べないということは、脳にエネルギーを全く補給しないまま出かけている、ということですからね。勉強でも仕事でも、「朝イチから頭がうまく働かないなあ」と感じている人は、もしかしたらその原因が“朝食抜き”にあるかもしれません。

「朝ごはんを食べるかどうか」は、集中力・気分・体調すべてに関わる、いわば“その日をどう始めるか”を決める大事な一歩です。


今回は、「朝ごはんは白米がおすすめ」というお話を中心にお届けしてきました。

パンも悪くはありません。でも、集中力の持続、気分の安定、栄養面などを総合的に見ると、やはり白米のほうが朝食には向いています。さらに言えば、「食べないより食べる」「食べるなら白米」。この順番で、意識を変えていくのがいいと思います。

朝に時間がない人は、前日の夜におにぎりを用意しておくのも一手です。たったそれだけのことでも、午前中のパフォーマンスは大きく変わってきます。朝ごはんをうまく活用して、いい一日のスタートを切っていきましょう。

というわけで以上。

この記事の著者

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フジ

地方公立高校から東京大学文科2類に現役合格。 現在経済学部在学中。公認会計士志望。 アプリokkeのマイページ「コメント•要望」から、 記事内容のリクエストをお待ちしております!