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暗記科目は受験直前の詰め込みで良いのか?


その他
2023年10月20日

暗記科目は受験直前の詰め込みで良いのか?

どうも、フジです。
今回は文系の高校生へ向けた記事となっております。

文系の皆さん、「暗記科目は受験直前の詰め込みでなんとかなるから、今はまだ適当でいいや!」なんて考えていませんか?

「社会などの暗記科目は直前に頑張ればなんとかなるから、今はとにかく国数英を極めろ!」みたいなこと、よく言われていますよね。暗記科目は頑張れば成績がグッと伸びるのに対し、国数英はそれに時間がかかってしまうから…だと思いますが、これって本当にアリな戦略なのでしょうか。

定期テストなら直前で問題ないが…

まぁ、定期テストくらいであれば、直前の詰め込みで問題ないでしょうね。2ヶ月分のボリュームなんてたかが知れてますし、定期テストのその瞬間で覚えてさえいれば点が取れますから。

ですがそれが、受験となったらどうでしょう。直前の詰め込みで、高校で学習する全範囲を試験当日まで覚えておくなんて芸当、あなたにはできますか?

これだけじゃないです。直前の暗記に頼るスタイルは、他にも様々なリスクがありますよ。あまりにもリスクが高いにも関わらず、この勉強法がアタったとしても、全教科コツコツ積み上げてきた人とようやく同じラインに立てるだけなんです。

直前まで放置することのリスクは多い

前節で述べた通り、そもそも直前の詰め込みで覚えきることができないというリスクがありますよね。

「俺は直前の詰め込みでなんとかなる!」と言っている人に、その根拠を聞いてみたいです。俗に言う”天才”たちは、自分の暗記能力をきちんと把握していて、「この量なら直前の勉強だけで確実に覚えきれる」という確信を持って放置しているということもあるのかもしれませんが、9割9分の人は残念ながらそうではないでしょう。

直前まで放置した結果、満足に暗記することができないまま受験本番に突入して、後悔するのがオチです。

また、受験直前に暗記科目に多くの時間を割くには、それまでに国数英を仕上げておく必要があるわけですが、そもそもそれが可能なのかも怪しいですよね。

高1〜高3半ばを国数英にフルベットしたとして、果たしてその3教科は完成するのか…。暗記科目であれば、試験範囲の内容を暗記しきることで”完璧だ”と胸を張れるでしょう。しかし、国数英は「これらをやり切ればもう完璧!」ということはありません。リスニング力や読解力、思考力等は、「このテキストを最後までやり切れば必ず獲得できます!」なんて都合のいい物ではないんです。そのため、受験直前期までどころか、受験本番までに仕上がらないなんてことは往々にあるわけです。

直前期に「国数英に時間を割きたいのに、暗記科目のせいで全然時間取れないよ〜!」と苦しむことになるのが目に見えています。

悪いことは言わないので、是非とも暗記科目はコツコツと…。を個人的にはオススメします。

この記事の著者

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フジ

地方公立高校から東京大学文科2類に現役合格。 現在経済学部在学中。公認会計士志望。 アプリokkeのマイページ「コメント•要望」から、 記事内容のリクエストをお待ちしております!