【高3】5月になるけど、赤本はもう買った?
【高3】5月になるけど、赤本はもう買った?
どうも、フジです。
高校3年生の皆さん、もう赤本は購入しましたか?
あ、わかりやすさのために赤本と言ってはいますが、別に赤じゃなくたっていいです。要は、志望校の過去問題集はもう買いましたかという話。
過去問演習は志望校合格のためには必要不可欠ですが、いつから始めればいいんだ?と困っている人は多いと思います。今回は、そんな悩みを抱える人たちへ向けた記事となっています。
結論から言うと「受験生なら今すぐやれ」です。
到達すべきレベルを明確にする
志望校がある程度定まったら、まずは過去問を一度解いてみるべきだと思います。理由は単純で、「到達すべきレベルを明確にする」必要があるからです。
高校3年生の春ですから、国語や数学、英語は一通り学習し終えていて、その全貌を認識することができている段階にいるはず(理系は数3がまだ終わってなかったりするのかな)。となると、次にすべきは、苦手を潰して完成度を高めることになるわけですが、”どのくらいの完成度を求められているのか”はまずはじめに把握しておかなければなりません。
というのも、明確な到達点を見定めないまま、ダラダラ勉強することがあまりにも危険だからです。
受験勉強も山場という頃になってようやく赤本を開く…なんてことをすると、志望校が求めているレベルと自分のレベルの乖離具合にそこで初めて気がつくなんてことにもなりかねません。それで万が一、受験本番までに対応できないくらいの乖離を突きつけられたりすると、それはもう絶望でしかないでしょう。
そうならないためにも、志望校が定まったら、まずは1度赤本を開いて過去問に取り組むべきなのです。
※逆に言うと、なるべく早いうちに志望校をある程度定めて受験勉強にあたるべき。
どういう力が求められているのかを知る
また、過去問を早いうちに解いておくことで、どういった勉強を重点的に行うべきかを把握することもできます。
例えば英語であれば、空欄補充問題が多いのか、語句整序問題が多いのか、過去問を通じてそういった情報を得ることができれば、それらを自分の得意不得意と照らし合わせて、どんな勉強にどれだけこ時間を割くかを的確に決めることができるわけです。
また、過去問を解くことで、英文読解でどういう単語が頻出なのか(専門的で難易度の高い単語が多いのか、あるいはよく見る単語のマイナーな意味が求められているのか)を知ることができますが、それを知って勉強しているのと知らずに勉強しているのとでは、勉強効率に大きな差があることは容易に想像ができるハズです。
数学なら、共通テストのように正確かつ迅速な計算が求められるのか、あるいはじっくりと丁寧な思考が求められるのかでどういう勉強方法を取り入れるべきかが変わってきますよね。
過去問を解いて、どういう力が求められているのかを知ることで、自分には何が足りていないのか、どういう勉強をするべきなのかといったことが明らかになるのです。